昨日、アットホームチャンネルのヤマモト夫妻のその後(多分最終回)を見た時ふと思った。もしやあの子も・・・・・

 アヤリという家出少女が長野の旅館にこのチャンネルを通じて雇用希望主が現れ就職したのだがもしやこの子もこれから辞めるか既に辞めているのではないかと・・・

 何故と言われても答えられる理由は無いのだが現代のこの世代の一部にある共通の職業意識。「大人になったら〇〇になりたい」という意識を持たぬまま社会に出ることになった人たちがとても多いと感ずるからだ。我々の世代は〇〇になりたいと思いながらもその通りにいく人なんか一握りで、ほとんどの人は夢破れ、それでもかつて抱いていた希望に少しでも近づけるように軌道修正を重ね、希望より小さな目標を幾つも追加してなんとか士気を保って生きてきた気がする。後になって願ったことと叶ったことが全然違うのに気づくのだけれど後悔はあまり無い。

自分なりに一生懸命出来ることをやってきたから・・・

夢よりも身近な達成感に満足を感じるようになったから・・・・

 多分、特殊な環境を除いては親が苦労して君たちを育ててくれた後ろ姿を見ることが出来ずに育ったのだろうな・・・ 世の中が豊かになったのが原因なのか親と子の関係が変わってきたのかわからないが。