映画、偉人たちを観てきました、
山本周五郎賞を取った原作も
前作の大林宣彦監督の
偉人たちとの夏も、
大好きでしたし、偉人たちも、良かった。

チケットも毎回完売なのでヒットしている、
でも映画は前評判なんか知らずに
感動作に出会う方がいい。

むかし、サンフランシスコ物語を
観たときがそうだった、旅先の名画座で
時間潰しに観て大感激、
映画館で声出して泣いたのは
後にも先にもこれだけ、

映画は、屋上への階段を登る
男の足元を延々と映すところから始まる、
男は屋上に上りつめ、
飛び降りる、
男は死ねなくて、重い障がい者となり、
そこから生きていく姿が描かれる、
なぜか、ずーっと泣いてましたね。

これの字幕付きのDVDを探しているが、ない、
アメリカで友人が探してくれたが、
字幕付きがないんだな、

あと、芥川龍之介原作、
京マチ子主演の妖婆、
駄作と評価する人もいるが、
面白かった。

どこか国立図書館みたいなとこに
あるのかなあ、
昭和の時代、町はずれの
名画座に面白い館主がいて、
不思議な映画ばかりやってました、
君の名は総集編とか愛染かつらとか、
そこで観ました。

偉人たち、傑作だと思うけど、
風間杜夫の役をゲイの設定にした事を
話題にする人もいるけど、
むしろ監督の意図どおり?
孤独をグリグリと容赦なくえぐる
名作になったと思うが、
映画はそれぞれの感性ですもんね。


テレビにキーワード入れたら、
どんな映画でも観れる時代が来ないかなあ。