最近は号泣しなくなった。
じわっと涙ぐむけどすかさず笑顔で息子に話しかけてる。
後ろ向きかもしれないけど100年後にはほとんど誰もここにはいないって思うと楽になる。
そして自分のその日が早く来て欲しい。
藤原道長はあんなに栄華を誇ったのに、誇ったがゆえ?最期は死ぬのが怖くて恐れていたらしい。
私の祖父も恵まれた生活をしていて90歳こえて死ぬのはやはり怖いと言う。
最早何も怖くなく今この時間を幸せな気持ちで生きられれば良いという穏やかな心境。
最大の欲であろうこの世への執着が無い。これは人によるかもしれないけど大切な人を喪った人が持つある意味強さなのではと思った。出家してないけど出家したみたいな境地になってきてる。
昔の良くない考え方のクセがたまに浮かぶ。
世の中や周りから私はこう思われてるんじゃないかって不安。でもその不安は裏を返せば自分の世の中への偏見ではないのかな。
自分の中の偏見を無くすと世の中も怖くなくなる。というか世の中にどう思われてるかなんてどうでもいい不安を持つ時間がもったいない。うっかりそんな考えが頭に浮かぶと好きなミュージカルナンバーを頭の中で流したり息子の笑顔を思い浮かべて素敵な時間にもっていく。
そして自分の幸せを追求するのをやめた。
息子や夫や私の魂はどうしたら幸せかな?って考えると毎日料理を頑張るし仕事も笑顔で出来る。
なにがあっても行き着く先は死なのだから、一瞬一瞬幸せな気持ちでいられるようにと生きてる。勿論with息子だから出来る事なんだけど。