養豚専門で開業している先生の会社に
就職することが出来たら
その後は
豚を育てる仕事を学ぶため
半年くらいは
農場へ実習に行きます。
そこで
半年といっても
あんまり自信いっぱいになって帰ってこれるわけではないんですけどね、たぶん
そこから
獣医さんとしての勉強を始めるわけです~
私自身、一年間研修期間を設けました。
農場の方は親切に、丁寧にいろいろなことを教えてくれました。
その中でも、やはり、豚を育てるなんて初めてなのでストレスは普通に感じました。
親切にしてもらっている感じがあったので
とてものびのびとできました。
分娩舎、離乳舎、肥育舎、繁殖舎
それぞれポイントがつかめて、
農場にどんな病気があるのかをつかんで
獣医さんをどんなふうに活用しているのかを学んで、
しっかり作業で運動して、体力もついたところで
卒業。
本当にお世話になりました。
また、別の形で貢献できますように。
ということで
次へ。
ちなみに、研修でお世話になった農場の方たちとは、今でも
とても仲良くしていただいてます。(^-^)
ここで、何かあった時に帰れる農場を創っておくことをお勧めしますね。
精神的に参りそうになったとき、研修元の農場で相談にのってもらっています。
ここでも
コミュニケーション能力(というか、いろんな意味で度胸が)必要です。
新しいことをどんどん取り入れていく時に、
今まで学生の時に思っていたことと全く違う!ということを受け入れることも。
打たれ強くなりますよ。
バーン!といい意味でショックを受けて、その時は落ち込んだりするのですが、
あとから見ると、その後の前進の第一歩となっていることに気がつくでしょう。
だから、どんなに落ち込んでも、泣きごとを言いたくなっても、
そんな自分であることを責めないで下さい。
泣きごとを言いたくなったら、聞いてくれる人に頼んで、聞いてもらいましょう。
そんな泣きごとをいう自分だなあ、なんてくらいに思って、しっかり受け止めてあげましょう。
そして、前に進みましょう。
多少のことがあっても、大丈夫です。
でも、おそらく圧倒的に楽しいことの方が多いですので、ご心配なく~~~~~
豚さん、かわいいですよ。
この時期は、あなたの力を全部使って、豚を育ててあげてください。
今まで「学生」として社会から守られてきたあなたが
はじめて通る、
人生の中の、人間関係の第一関門でもあります。しっかり乗り切って下さい。
ただし、ここで注意。
いじめられたり、ということはたいていないのですが
全ての農場を知っている訳ではないので、わかりません。
もし自分が傷つけられたと感じたら、すぐに、本人にNOを伝えるか、
経営者に伝えるか、上司(師匠の獣医さん)に伝えて、
これからどうすればよいかを話し合って下さい。
セクハラとかパワハラはだめです。適切に対応してください。
あなたが誰かに故意に傷つけられる必要は全くないということを、忘れないで下さい。