リチャード・ギアとダイアン・レインの「運命の女」を観た! | とんとん・にっき

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リチャード・ギアとダイアン・レインの「運命の女」をテレビで放映していたのを録画して、遅れて後追いで観ました。NHKBSプレミアム以外の映画放映を録画したのは僕としては珍しいかも?

 

シネマクラッシュ「運命の女」

2020年5月20日(水) 7:55PM(1H59M) BSテレ東

 

「運命の女」(原題:Unfaithful)は、2002年のアメリカ映画。1968年のフランス映画「不貞の女」をリメイクした作品です。この映画で、ダイアン・レインがアカデミー主演女優賞にノミネートされました。

そういえば、マイケル・ダクラスの「危険な情事」なる映画も観ましたね。あれは怖かった。

 

「Unfaithful」は調べてみると、不実な、不貞な、浮気をする、(…に)不貞で、忠実でない、誠実でない、(…に)忠実でなくて、誠実でなくて、とあります。だからこれはダイアン・レインが一方的に悪い。リチャード・ギアはまったく悪くない。が、追い込まれてしまいます。「運命の女」という題名からは、「ファムファタール」のような印象を受けますが・・・。

 

「ファム・ファタール」(仏: Femme fatale)は、男にとってのまさに「運命の女」(運命的な恋愛の相手、もしくは赤い糸で結ばれた相手)の意味、また、男を破滅させる魔性の女(悪女)のことです。いずれにせよ、題材は通俗といえば、たしかに通俗なんですが・・・。

 

ダイアン・レインのお相手は、ニューヨークの古本を扱う(いかがわしい)商売をしている(自由業の)男です。店と住まいが一緒です。ベッドが見えます。ここらあたりがいかがわしい。だからダイアン・レインも簡単にやり込められちゃうわけです。というか、ダイアン・レインの方が積極的か?「のめり込む」というのは、こういうことなんですね。すぐに抜き差しならなくなっちゃうんですから…。家庭にも夫にも不満があるわけではなし…。

 

一方のリチャード・ギアは、一応会社を経営しているちゃんとした人。彼ら夫婦が住んでいる郊外住宅、そして郊外の駅からの通勤が、僕の興味を引きました。車で駅まで行って、そこから電車に乗り、ニューヨークへ通うわけです。距離感がうまくつかめないけど…。主婦であるダイアン・レインも、なにかというと郊外住宅地から、電車に乗ってニューヨークまで通うわけです。被害者はリチャード・ギアですよ。探偵を雇って、証拠写真を撮ったりします。が、結局は同じ穴の狢?人を殺しておいて、夫婦二人でメキシコまで逃げてとか話し合ったりするのは、どうかと思いますが・・・。

 

以下、KINENOTEによる

 
解説:
年下男性との情事に溺れていく妻と、それを知った夫の葛藤を描くラヴ・サスペンス。監督・製作は「ロリータ」のエイドリアン・ライン。脚本は「スパイダーマン」のアルヴィン・サージェント、「猿の惑星」のウィリアム・ブロイルズ・ジュニア。撮影は「トゥルーマン・ショー」のピーター・ビジウ。音楽は「ぼくの神さま」のジャン・A・P・カズマレック。美術は「インサイダー」のブライアン・モリス。編集は「スウィート・ノベンバー」のアン・V・コーツ。衣裳は「サウンド・オブ・サイレンス」のエレン・ミロジニック。出演は「オータム・イン・ニューヨーク」のリチャード・ギア、「陽だまりのグラウンド」のダイアン・レイン、「夜になるまえに」のオリヴィエ・マルティネス、「サイダーハウス・ルール」のエリック・ペア・サリヴァン、「Q&A」のドミニク・チアニーズほか。
 
あらすじ:
ニューヨークに強風が吹き荒れた日、郊外に住む専業主婦のコニー(ダイアン・レイン)は、フランス人のブック・ディーラー、ポール(オリヴィエ・マルティネス)と出会う。彼の誘惑に抗し、自制心を働かせていたコニーだったが、3度目に彼のアパートを訪れた日、ついに肉体関係を持ってしまう。それ以来、口実を作り出しては情事を重ねるコニー。夫のエドワード(リチャード・ギア)は妻の浮気の疑惑を持ち、それは確信に変わった。彼はコニーの素行調査を探偵のウィルソン(ドミニク・チアニーズ)に依頼。そして単身、ポールのアパートへ向かう。エドワードは怒りと悲しみのあまり、ポールを衝動的に殺してしまう。死体はゴミ捨て場に隠蔽したものの、やがて発見され、コニーも真実を知る。夫婦は危険な秘密を抱えながら、車の中で、メキシコに逃げて海辺の家で暮らしましょうと話し合うのだった。
 

 

 

 

 

 

 

 


 

「運命の女」予告編

https://www.youtube.com/watch?v=lXwcElenEMQ