「ヤマトインターナショナル東京本社」! | とんとん・にっき

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朝日新聞:2020年4月28日

 

朝日新聞の2020年4月28日の「建モノがたり」という記事。

原広司の設計した「ヤマトインターナショナル東京本社」が取り上げられていました。完成は1986年12月、となっています。原さんが手掛けた建築でよく知られているのは、梅田スカイビルや京都駅があります。そして原の故郷、飯田市の飯田市美術博物館があります。細かいところまで手を抜かない、すべてをデザインするのが、原さんの建築です。

 

過去の記事から

僕らが若い頃は、原広司はカリスマ建築家で、その一挙手一投足は若い建築家たちにとって憧れの的でした。僕もその一人で、佐世保へ行った時にはアーティキュレーションを実践した「久田学園佐世保女子高等学校校」を観に行ったり、千葉へ行った時には有孔体を実践した「佐倉市立下志津小学校」を観に行ったりしました。初めて僕が原広司を知ったのは、たぶん磯崎新の「大分県立図書館」が新建築に載ったときの解説文だったと思います。その後、原の作品ができるたびに観に行きました。最初に読んだ原の単行本は「建築に何が可能か 建築と人間と」(学芸書林、1967年)、そして「空間〈機能から様相へ〉」(岩波書店、1987年)でした。そうそう、思い出しました。大江健三郎の故郷、「内子町立大瀬中学校」(1992年)もありました。

 

「ヤマトインターナショナル東京本社」:撮影tonton3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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