「アイノ・アールト アルヴァ・アールトと歩んだ25年」という展覧会を観てきました。ほとんどの人がアイノ・アールトって誰?と言うでしょう。アルヴァ・アールトの名前は知ってる人もいるかもしれませんが、最近、アルヴァ・アールトのことはほとんど話題に出ることも少なくなりました。
が、しかし、アルヴァ・アールトといえば、フィンランドの生んだ偉大な建築家で、ケッコーネン大統領よりもフィンランドの人々には知られていました。フィンランドといえば「ムーミン」を思い浮かべる方もいるにはいるでしょうが…。
ギャラリーエークワッド「アイノ・アールト アルヴァ・アールトと歩んだ25年」を観た!
まあ、それはそれとして、ここでは「アールトといえば、やっぱりこれでしょ!」、「これ」とは「セイナッツァロの役場」(セイナッツァロ、フィンランド、1948-52)です。村の小さな役場ですよ、それがアールトの大傑作で、しかも世界的に有名な建築なのです。残念ながら僕は一度もフィンランドへは行ってません。従って「セイナッツァロの役場」も観ていません。
フィンランドのアールトの建築、観たい、観たいと思いながら、数十年経ってしまいました。アールトの建築は、アメリカへ行ったときに、「ベーカーハウス」(マサチューセッツ工科大学学生寮)を観ましたが、夏休み中で誰一人いない建築で、アールトの良さが感じられませんでした。
ここでは「アルヴァー・アールト 1898-1976 20世紀モダニズムの人間主義」の展覧会カタログから画像をお借りしました。以下に、載せておきます。
手持ちのアールト関連の図書
「アルヴァ・アアルト」
発行:昭和44年3月5日第1版
著者:武藤章
「ALVAR AALTO」
Band Ⅱ 1963-1970
Les Editions dArchitecture Artemis Zurich
「ALVAR AALTO」
アルヴァ・アアルト作品集
第1巻
1979年8月7日発行
第2巻
1979年6月26日発行
第3巻
1979年5月28日発行
編:エリサ・アアルト
カール・フライク
訳:武藤章
発行者:二川幸夫
発行:A.D.A.EDITA
「アルヴァー・アールト 1898-1976」
20世紀モダニズムの人間主義
展覧会カタログ
会期:1998年12月19日(土)~1999年2月15日(月)
編集:セゾン美術館/デルファイ研究所
発行・発売:デルファイ研究所
発行日:1998年12月15日