永青文庫の春画展
会期:9月19日~12月23日
この地は、中世室町幕府の管領家の一門であり肥後熊本53万石の大名であった細川家の下屋敷跡である。細川家がここに入ったのは幕末で、当時は3000坪であったが、その後少しずつ拡張し、新江戸川公園・永青文庫を含む神田上水から目白通りに及ぶ約3万8千坪の広大な敷地であった。永青文庫は、南北朝時代から現在に至る歴代細川家25代の間に蒐集された細川家の歴史資料や文化財、及び24代護立氏が蒐集した近代日本画、中国の考古品、陶磁器などを以て昭和25年に設立された。昭和47年に登録博物館となり、一般に展示公開されている。(郷土をはぐくむ文化財 文京区教育委員会 昭和62年3月)
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とんぼの本
発行:2011年6月25日
著者:橋本治、早川聞多、赤間亮、橋本真理
発行所:株式会社新潮社