≪樹花鳥獣図屏風≫は、江戸時代の画家、伊藤若冲による作品です。(静岡県立美術館所蔵)
この屏風は、当時としては珍しく、「升目描き」という、いわゆるモザイク画とかドット絵とかと言われる手法で描かれています。
作者の伊藤若冲は、京都の青物問屋の生まれで、絵を描くこと以外は芸事も好まず、酒も飲まず、妻さえも娶らなかったという変わり者でした。
40歳で早々に隠居し画業に専念。日がな一日、家に籠って鶏をスケッチしていたといいます。
若冲は、日本での知名度はそれほど高くないかもしれませんが、じつは海外では意外と人気がある画家なのです。
こちら↑は2012年2月8日のGoogleロゴ。この日は伊藤若冲の生誕296周年でした。
同年の春には、ワシントンのナショナルギャラリーで若冲の展覧会が開かれ、その盛況ぶりは、モナ・リサやツタンカーメン、フェルメール展などに匹敵するほどだったとか。
若冲は、じつは世界のトップクリエイターに影響を与えている画家だったのですね。


