【イメージ コンセプト】

 

「盛夏的」とは中国語で「真夏」の意味ですが、今年の夏は例年より暑くなくて、光もどこか眠そうでした。

窓を開けても風は入らず、カーテンが揺れることがありませんでしたし、ぬこ様がげんなりすることも少なかったです。

そして、「私的」(ワタシテキ)は何とか意味が通じますが、「猫的」(ネコテキ)とは普段言いません。

そもそも、これが風景写真なのか論が発生してしまいます。

でも、私にとって私的な風景は、黒猫のぬこ様がたたずむ風景なのです。

その心は、「猫の皮を被った彼女 Cat's Eye」をお読みいただければ幸いです。

 

 

【使用機材】

 

NIKON Z8

NIKKOR Z 35mm f/1.2 S

 

ARCREST II

SONY TOUGH CEB-G512

 

NX Studio

 

【基本設定】

 

RAW:14bit ロスレス圧縮

ホワイトバランス:AUTO0

ピクチャーコントロール:ニュートラル

アクティブD-ライティング:標準

ヴィネットコントロール:標準

高感度ノイズ低減:標準

フォーカスモード:AF-C

AFエリアモード:オートエリアAF

AF/MF被写体検出設定:オート

 

【テクニカル】

 

室内撮影では、F値の明るい35mm単焦点レンズが1本あれば、愛しのぬこ様を愛情たっぷりに写真に収めることが可能です。

余裕があれば50mmも便利ですが、今回は35mmを推します。

 

AFは「瞳AF」搭載カメラが便利ですが、なくても大丈夫ですし、今回マニュアルフォーカスでピントを合わせたシーンも多いです。

露出は絞り優先オートでカメラ任せですが、露出補正は行っています。

 

作品はすべてヴィネットをコントロールしていて、通常はここまで周辺が落ちません。

 

左 NIKKOR Z 35mm f/1.2 S

右 NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

 

【35mmレンズは何が違う?】

 

ニコンの場合、ミラーレス用の35mmは3本ありますが、f1.2Sが一番明るく大きくボケますが重くなります。

f1.8Sは小型軽量化されf1.2Sより近寄れるほか機動性が高いですが、L-Fnボタンがありません。

f1.4はEDレンズを使用していませんが、フリンジが若干でるかどうかで、ヴィネットもそこまで落ちないと思います。

個人的にはf1.2Sとf1.8Sを所有していますが、f1.2Sが断トツでお気に入りです。

 

単焦点レンズが初めてで、どのf値のレンズが良いか決められない、もしくは予算が厳しく断念する場合、代替案として躊躇なく40mmf2をお勧めします。ご存じだと思いますが、接近戦が得意な他、綺麗な玉ボケが楽しめますし、35mmと50mm両方のレンズ使いの達人の気分になれます。

 

価格差については性能差と言うよりは、収差をどこまで補正したかで変わってきます。

明るいレンズ程、収差補正にコストがかかるので高くなりますが、40mmf2はどうやってコストダウンできたのか謎レンズでもあります。

 

【まとめ】

 

私はレンズオタクであるため、少し多めにレンズを所有していますが、使い込むレンズは限られてきます。

つまり、最初からそんなに買う必要はありませんし、たくさんあっても防湿庫の肥やしです。

 

NIKKOR Zレンズの本気を感じたのは、標準画角のレンズと35mmレンズの多さです。

まず標準画角に力を入れるメーカーは、メーカーやレンズ設計者が個性的だと感じています。

人間の視覚や画角に近いレンズで、デリケートな表現を使い分けられるように用意されています。高級コンパクトカメラが流行した時もニコンは28mmの他に35mmのコンパクトカメラを用意しました。50mmを別にすると、35mmはニコンにとって特別な画角ではないかと考えています。

 

Z35mmf/1.2Sは、この画角ではニッコールレンズ史上初の明るさであり、単なるスペック追求のレンズではありません。

しかし、Z35mmf/1.4は、非球面レンズを使いつつ55年前のコンセプトを生かした方が冒険者であったと思いましたが皆さんはいかが思うでしょうか。

 

大口径単焦点35mmレンズの極意は、人物でも猫でもデフォルメのし過ぎに気を付ければ、細身・細顔に写せることだと考えています。

つまり、愛しのぬこがグラマラスにもスレンダーにも写せます。

 

【用語解説】

 

・F値

F値(口径比)=f(焦点距離)÷D(口径)  明るいほど速いシャッター速度が切れ、被写界深度も浅くできて、背景をボカシやすいです。計算すると必要以上に口径が大きいことが分かりますし、Z用ニッコールレンズはどちらかと言えばアタッチメントサイズが同クラスの他社製レンズより大きく、大口径なのがポイントです。

 

・ヴィネット

画面周辺の光量が低下する「周辺減光」のことです。レンズの構造によって生じる口径食も、その原因のひとつです。

口径食が強いと、周辺の光量が低下するだけでなく、点光源のボケ、いわゆる玉ボケも円形ではなくレモン型になりやすくなります。

NIKKOR Zレンズは、ボケの描写、とくに前ボケが以前のニッコールより綺麗になったと感じます。また、玉ボケが美しいボケの正解ではありません。

 

※今日もやまぽんちゃんの与太話にお付き合いくださいましてありがとうございました。

 

 

ぬ:やまぽんちゃんの話はツマラン!

 

や:そ、そうかにゃ?

 

ぬ:オタクすぎ!

 

や:お写真、お気に召しませんでしたかにゃ?

 

ぬ:もちっとセクシーに撮ってくれなきゃのう。

 

や:つまり、人肌ならぬ、毛皮を脱いでくれるということかにゃ?

 

ぬ:にゃにゅ!動物虐待!コンプライアンス違反にゃ!

 

や:まあ、虫歯はないみたいだね。(o^―^o)ニコ

 

ぬ:Σ(゚д゚lll)ガーン そういうことかにゃ...