こんばんは!

 

今夜は動詞の勉強です。

動詞とは、日本語で言うと「述語」にあたる部分で、「~する」「~だ」など様々な意味を表します。

 

英語も日本語も、主語と述語(動詞)が文の大きな要素になるわけですが、

名詞は簡単に言ってしまえば「人物の名前」なので、そこまで複雑ではありません。

 

しかし、動詞は?

「食べる」「飲む」「泣く」「笑う」

など、行動の数だけ存在し、それぞれに過去の形とか、進行形の形とか、いろいろあるんです。

 

つまり!!

どれだけ動詞を知っているかが、英語力と比例する!!

 

これは間違いありません。前にも言ったとおり、文法は動詞の使い方の勉強でもあります。

英語を覚えたければ、動詞の勉強をしっかりする!これです。

 

ということで、動詞の勉強いってみよう!

 

【現在形】

まずは現在形。

特に、「原形」!動詞そのままの形を使えるようになろう。

英文を作るには、日本語でいうと「倒置法」を覚える必要があります。どういうこと??

 

さて皆さん、昨日学んだ「第1文型」「第3文型」を思い出そう!

第1文型・・・SV=SはVする

第3文型・・・SVO=SはOをVする

 

特に第3文型で「倒置法」が必要です。まずは日本語で。

「私は 朝食を 作る」という日本語を、

「私は 作る 朝食を」という順番にし、英語に直します。

I(私は) make(作る) breakfast(朝食を).

こんな感じです。

 

ところで、まずはどんな動詞を知っておく必要があると思いますか?

それは、『よく使う動詞』です!!つまり、身の回りの動詞。

 

【よく使う動詞の例】

食べるeat 飲むdrink 寝るsleep/go to bed 起きるget up/wake up

作るmake 聴くlisten to  話すspeak 読むread  書くwrite

 

ちなみに今度また言いますが、こういった身近な語ほど不規則動詞である可能性も高いです。覚えておこう。

 

さて、これらと「倒置法」を使って、英作文してみよう!

 

(問)次の日本文を英文に直しましょう。

1 私はチョコレートを食べる。

2 私はコーヒーを飲む。

3 私は11時に寝る。

4 私は7時に起きる。

5 私は毎日昼食を作る。

6 私は部屋で音楽を聴く。

7 私はこの部屋では英語を話す。

8 私は毎朝本を読む。

9 私は毎日部屋で手紙を書く。

 

 

 

 

(解答)

1  I eat chocolate.

2  I drink coffee.

3  I go to bed at 11 p.m.

4  I get up at 7 a.m.

5  I make lunch every day.

6  I listen to music in my room.

7  I speak English in this room.

8  I read a book every morning.

9  I write a letter in my room every day.

 

いかがでしたか?3以降は余計なものがついていますね。

これも「倒置法」でクリアできます。要は「必要な情報から話す」です。

例えば3→「私は 寝る 11時に」、5→「私は作る 昼食を 毎日」、10→「私は書く 手紙を 部屋で 毎日」

といった具合に。

 

必要な情報を見抜くためには、文節で考えてみよう。

一番長い9について、文節の見分け方は「ね/よ」をつけながら読みます。

「私はね 毎日ね 部屋でね 手紙をね 書くよ」こんな感じ。

これは国語の授業でも習うはずです。

 

文節にわけたら、まず主語「私は」を書いたら、あとは後ろからどんどん英語に直していきます

するとなんと!いとも簡単に正しい英文の完成です!まさに必殺技ですね。

英文は基本的に、このようにして作っていきます。

 

(例)次の日本文を、倒置法にした上で英語に直そう。

私は放課後公園で友達とサッカーをします。

 

 

(解答)

倒置法→私は します サッカーを 友達と 公園で 放課後

I play soccer with my friends in the park after school.

 

ちなみに、英語は語順がほぼ決まっていますが、日本語は自由です。

「私は放課後公園で友達とサッカーをします。」という語順、日本語ではこの通りじゃなくてもいいですよね?

「私は友達と公園で放課後サッカーをします。」でも完璧に通じます。

実は、英語の方がルールがしっかりしてるんですね。皆さん、英語の方が簡単ですよ。

 

 

話を戻しまして、こんな質問があります。

in the parkとかafter schoolの順番がわかんない。どっちを先に書けばいいの?

 

これは簡単に解決できます。場所→時の順です。覚えておこう。

 

あと、「文法なんか気にしないで、とにかく言って覚えよう」という方がいます。

確かにそうなんです。私も大賛成。

でも、今の日本の現状を考えて!

そんなに英語を言う場所も機会もないから!!

 

いや、場所や機会は作るもんだろ、なーんて言う方もいらっしゃいます。

でもそれは、大人ならまだしも、ほかの勉強や部活、習い事等いろいろやってる忙しい今の子供にそれを課すのは酷です。

でも、私も「とにかく言う!!」には大賛成なんです。

でも!それは日本の現状とは合わない。だから、ある程度理屈で覚えることも必要ですよってことです。

 

ちなみに、「とにかく言う」ための勉強法もありますが、それはまたそのうちご紹介いたします。

かなり効く方法ですよ。

 

話が逸れましたが、原形動詞の使い方と英文の作り方の必殺技でした!

次回は否定文と疑問文について!

それでは~^^