この問いかけに、ちょっと考えてから「幸せです」と答えた私。
世の中一般に考えられてる幸福像からはかけ離れてはいるものの、
自分の好きなように生きてきたので、それは幸せな事なのだと思ってる。
だけど即答はできないのがどうにも。
どうやらこの問いかけは悪魔のささやきなんだなぁと思った。
人生長いことやればいいことも悪いこともある。
今なんかは、COVID-19の影響でしんどい思いをしている人はたくさんいると思うし、
生活苦で自らの命を絶ってしまうようなこともあったり、
しんどさから他人にイジワル・危害を加えてしまうような人もいる。
私も自営業みたいな小さな会社で仕事をしているので、お給料の滞りも激しく不安定。
物凄い閉塞感を感じていますし、ストレスのせいか万年筋肉痛になってる。
生活は成り立っても、ちょっと息抜きするような「お出かけ」ができないでいる。
この暗くて重たい空気もいずれは晴れると思います。
でも、晴れるまでの時をいかに過ごすのか?
静かに待とうとしか答えは出ない。
待ちつつも、できることだけは細々とでも続けよう。
幸せになるために努力するのはいいことだけれど、常に幸せでなくちゃいけないわけではない。
しんどい時はあっていい。
しんどい時に絶望してはいけない。
絶望しない静かな強い心が与えられているそれが幸せ。
世の中、経済を何とかしなきゃいけないと言って大騒ぎする。
色々なキャンペーンを打って得した、損したと騒ぐ。
その渦中には入らない方がいい。
損したら大変だと思う事も、幸せでいなくっちゃという心理と同じだ。
幸せを奪い合ってはいけない。
得する人がいるときには、損する人がいるんだとよく言われる。
幸せもそうなのかもしれない。
幸せな人がいるときには、不幸せな人ができてしまうのかもしれない。
ビジネスの場ではwin-winの関係とか言うけれど、二者が勝つために別なところに敗者を産んでる。
在るように在り続けることができるのも幸せな事なのだけれど、
幸せをむさぼる行動は他人が在り続ける状態をも脅かしてしまうんだ。