最近色々と疲れてしまって、文章を書けなくなってます。

こちらはもとより、向こうのブログも。

 

疲労の原因は世の中のすったもんだを見てあてられたのと、

教会のご奉仕疲れとかいうやつと、

鹿太郎の無謀な仕事疲れのおすそ分けかな?

 

コロナ対策とそれ以前からの自民党政権の悪政、それらに対する人々やマスコミの反応。

建設的なものは何一つ見出されない。

政治はひたすらに経済対策だけを追いかけ、資本主義経済世界の中で日本の位置をまもるためになんでもあり、

大手企業と大資本を優遇することがその道筋となっている。

アベノミクスの最初からそうなんですが、大手を豊かにすることで、下々にもお金が回るはずだと決めつけている。

未だ、GoToの恩恵も個人経営みたいなところにはなかなか回らないし、そもそも余裕のない消費者には関係のない施索。

(日本人の年間旅行回数の平均は2回だそうだ。一方で、月に2~3回旅行すると言う人もいる。ほとんど旅行しないというのは20数パーセント。ここには盆暮れの帰省旅行なんて言うのはカウントされているのかなぁ?)

そして旅行に出かけようというある程度の余裕のある人たちの中で、東京除外問題や、ネット予約サイトのいきなりの割引額減額問題で不公平だと文句が出ている。

施索の目的は消費者サービスではなく、消費の喚起によって企業側をサポートすることなのに。

 

消費者側の暴走としては「鳥貴マラソン(錬金術)」と「無限ループ」。

国の世策なので、利用して得をすることに抵抗を感じにくいということもあるんだろうな。

施索というよりサービスだと感じてるよね。

とにかくお金の価値は大きく変質してしまっているよね。

 

昭和の高度成長時代辺りは、お金は労働の対価として稼ぐものだった。

でも今は頭を使わないと稼げない。

そして、お金だけではなくってポイントでの価値交換手段が一気に幅を利かせてきている。

ポイントの台頭はJALのマイレージポイントからだろうけど、最近は電子決済が一般化し、更に政府がこれに乗っかって更に拍車がかかっている。

シェア争いのポイントプレゼントキャンペーンによって価値のバラマキが酷いことになっている。

下々は労働ではろくに稼げないからこういうキャンペーンは大いに利用しなくっちゃという意識が高まる。

お金ではなくポイントなので、これはゲームの世界との境界が更にあいまいになってるんじゃないかな?

昭和の頃の現金のありがたみというのも吹き飛んでる。

そして電子決済のセキュリティホールを突く犯罪の増加。

情報漏洩事件。

SNSの炎上を発端とする自殺や殺人事件。

自粛警察みたいなのもネット上で酷かったよね。

 

この状況で政府がやろうとするのはデジタル化の推進で、携帯料金値下げもどうせ国民全員にデジタル端末を持たせることが狙いだろうと私は勘ぐっている。

技術を操作する人間のモラル構築や被害に対応できないのに、その技術を広く使う事だけを推し進める。

ぐちゃぐちゃになるぞ。

 

ハンコの廃止だけ言っているが、デジタル署名なんて私は知らないぞ。

佐川さんが荷物の受け取りに使ってるアレじゃないよね?

周知されていないもののセキュリティってどうなのよ?

デジタル署名なら偽造されませんとか言うけどどういうシステムでそう言えるのか解説してるメディアは見てない。

調べれば出てくるんだろうけどそこに今労力を使いたくない。

 

安倍前総理が言っていた「美しい日本を取り戻す」っていうのはどんな日本なんだろうなぁ。

平安貴族文化かなぁ。

桜を見る会みたいのを自分たちだけが楽しめれば善し。

 

誇り高い日本人を取り戻す気はなかったらしい。

誇り高いとかいうのさえ、やせ我慢の強要だとかとか言われそうな気配がある。