昨日、、鑑賞してきました。

原作を読んでいない人にとってはわかりやすい作品だったのではないでしょうか。

そういう私は原作を読んでからの鑑賞でしたが。


2時間程度にまとめているので、原作のとおりには行かないのは仕方ないと思います。

ただ、ガリレオシリーズ全体に言える事ですが、原作とTV・映画の人間関係の違いにかなり違和感を感じます。

原作は湯川と草薙が大学時代からの知人で信用・信頼関係があるから成り立っていることが、

TVや映画だとそこまで信頼関係が築けているとは思えない、内海・岸谷との絡みとなっているのが残念。

本当はもっと心理描写が原作では描かれていますが、どうしてもTV・映画ではその辺りが薄くなっていますね。

ちなみに今回の作品も本来は事件発生地で湯川、東京で草薙、内海が捜査、そして現地から湯川の情報を信用し草薙、内海が動くという絶妙な信用・信頼関係が原作では成り立っていますが、映画では原作にはいない人物、岸谷(湯川との関連が微妙)が動くことで、物足りない印象を受けました。

ちなみに内海もTVで先に登場し、原作の方が遅れて誕生した人物なので、今後、岸谷が原作で出てくることがありえそうですが、そうなるとますます、TV・映画では草薙登場が減りそうで微妙です。

湯川と草薙の関係はガリレオシリーズでは大きなウエートを占めていると感じるので残念です。


ちなみにガリレオシリーズの原作を見ていない人とガリレオの話をすると、草薙って誰という人が多いです。個人的にはとても残念です。