洋服への愛とものづくりへのリスペクトが、
沢山詰まった展覧会でした。
 
 
 
 
 

本日もこのブログをご訪問いただき、

ありがとうございますラブラブ

 

 

 

良く晴れた空気が冷たい冬の一日に、

東京都現代美術館へ行って来ました。



こちらの美術館へ来るのは、

20年ぶりくらい!

 

 

 

25歳くらいの時に出張に前乗りして、

三宅一生さんの展覧会を、

観に来た思い出が。

 

 


青春の一ページ?を思い出し、

ちょっと感慨深かったです(笑)。

 

 

 

 

こちらの美術館は去年、

リニューアルしたとのことで、

とってもオシャレになっておりました♪

 

 

 

 

それにしても難点は、

どの駅からも遠いこと・・・。



清澄白河の駅から歩きましたが、

思いのほか距離があって、

北風に吹かれて辛かったわ〜。

 

 

 
 
 
 
 
今回どうしても観たくて。
はるばるやって来たのは。
 
 
 
東京都現代美術館で開催中の、

「ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく」。

 
 
私は大学卒業後に約10年間、
テキスタイル業界でものづくりの、
現場に関わっていたのですが。
 
 
 
当時、皆川さんのブランドの、
オリジナルテキスタイルは、
とても話題で注目の存在。
 
 

(「装苑」でミナのテキスタイルが、
特集された号を購入した記憶が。)
 
 
 
 
日本の繊維産業は完全な、
分業制が確立しているので。
 
 
 
 
デザイナーさんが作りたい素材を、
産地の工場に直接発注していくのは、
とっても特殊だったんですよね。
 
 
 
「あ〜新しい人が出て来た!」
という感じでした。
 
 
 

 
 
さてさて。


この展覧会は皆川さんが、
ファッションが消費財になった現代社会に、
一石を投じるような印象的な内容でした。
 
 
 
ミナ ペルホネンのブランドが、
誕生したのは1995年なんだそう。

 
 
 
そのちょうど一年後の1996年に、
大学を卒業して新社会人の私は、
最後の「デパート世代」です。



洋服はデパートで買うものであり、
DCブランドに憧れた最後の世代。
 
 
 
洋服の単価が高かったので、
おいそれとは買えませんから。
 
 
運命の一着を探し求めるという、
感覚だったように思います。
 
 
 
今よりも洋服への熱量が高かったし、
やっとのことで手に入れた一着を、
とても大切にしていたな〜。



その後、20年に渡る長引く不況、
ファストファッションの台頭で、
ファッションをめぐる意識は、
大きく変革しましたよね。
 
 
 
 
人と同じ洋服を着ることへの、
抵抗感が随分薄れ・・・。

 
 
洋服が「モノ」へと変質した、
そんな20年だったと思います。
 
 
 
 
そういえば少し前に、
ツモリチサトのブランド終了が、
ニュースになりましたが。



メインターゲットである20〜30代が、
洋服にお金を使わなくなったことが、
ブランド失速の原因なんだそうです。
 
 
 
日本のファッション産業は、
ますます多難な時代ですね・・・。
 
 
 
今日はちょっと真面目な、
内容になりましたが(笑)。
 
 
色々なことを考えさせられる、
そんな展覧会でしたよ。
 
 
 
展示されたテキスタイルの、
アーカイブが圧巻!
 
 
 
日本のものづくりの技術の、
クオリティーを堪能できます。


皆川さんの洋服への愛が、
ギューっとと詰まっていて!
 
 
ああ、そうそう、そうだったよね、と。
忘れかけていた「着ること」への、
楽しさを思い出すような。



会期は残り少なく、2月16日まで。
ご興味がある方は是非♪
 
 
 
 
 


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