昔、私が小学生の頃ね
実家が本屋さんをしている友達がいたの。
そんなで本を買う時は
その子のお母さんが店番をする
その店に、通っていた。
中学生になった頃の私は、
音楽やーそれに付随するファッションなんかに
夢中になっていて。
そこでその日は
80年代の若い女の子がこぞって読む！で
一世風靡していた雑誌ーー
「an・an」を買いに行くことにした。
店に着くと私はー
「おばちゃん、こんにちは
あのー、an・anって雑誌、ありますか
」
」って聞いたの。
そしたらその友達のお母さんはー
「…えっ ニャンニャン
」
ニャンニャン」そう、
ちょっとビックリしたような顔をしながら
店の奥の方を見た
その店の奥ってね、
今では「白いポスト」に入れられるような
大人の雑誌（エロ系）が並んでるトコやのね
昭和の時代はフリーダムで、
普通の本屋さんにも
バンバン並べてあったのョ。
で、私
「違う！ 違う
アン・アンって雑誌
」
アン・アンって雑誌」そう言いなおしたらばー
おばちゃん、今度は
もっと怪訝そうな顔して…
「 エェっ ぁん…あん
」
ぁん…あん 」と
関西弁の変なイントネーションでの発言（笑）
また店の奥に目をやっている
私は何か恥ずかしい気分になってきてー
「おばちゃん、もうええよ！自分で探すから
」と
」とすぐさま女性誌コーナーに小走りしてって
そのan・anを見つけた。
それをレジに持ってくと、
おばちゃんはー
「 あぁ こんなファッション雑誌やってんね！
こんなファッション雑誌やってんね！ごめんね、おばちゃん何も知らんくて」と
」と恥ずかしそーに、謝ってくれた
その時の私は中学生なもんだから、
とっさにおばちゃんの脳内がどうなってるのか
一瞬で分からなかった。
けれど、
店の奥のエロコーナーを見たときに、
子供ながらに察しがついたんだ
凄い！ね…
言葉のイメージって！（笑）
今も忘れられない、可笑しかった思い出
それでーー今日の表題、
「ピンクなムラムラ」
なにを想像して、みた…
答えは、コレ
この花・植物の
こと、なんです
（ハンギングの紐とバスケットは、以前にダイソーで購入したもの）
最近、スーパーの花売り場で見つけてね、
珍しそうだったから買って帰った
値段は698円くらいで、
ちょい高いかな？と感じたけど気に入ったので
本名は「プチロータス・ジョーイ」
オーストラリア原産の暑さに強い植物です
それで、このプチロータス・ジョーイの
良い育て方を調べようと、
オージープランツに詳しい
ガーデナー・遠藤昭さんの記事に伺いました。
https://gardenstory.jp/plants/14430
すると、プチロータス・ジョーイの別名が
「ピンク・ムラムラ」という事を知って
「ムラムラ」とは、オーストラリアの原住民
アボリジニの言葉で、
「役に立たないもの」という意味だそう
……
それにならって、
私も「役には立たない」本屋さんの思い出、
書かせてもらいまし た（笑）
ーーでもさ、
役に立たないことって〜
私には
とっても大事なことなのよ ね
↑©️ 遠藤昭さんの記事からお借りしました写真、
ホワイト・ムラムラです。
これも、とても可愛い❤️
私のピンクムラムラは、もう少ししたら
大きな鉢に植え替えようと思う。