2019年9月12日
脳出血を発症
緊急入院
その入院中の記録、回顧録です
思い出そうとすると、たくさん出ててくる
脳出血 入院9日目(2019年9月20日)
点滴をして絶対安静。身動き取れないベットの上。
ナースステーションのすぐ横の相部屋。
日の光が入らない一番廊下側のベット。
消灯してからも、廊下の明かりは漏れてくるし、ナースステーションでは常に何かの音がしている。
ーそういえば、
「夜熟睡するには、部屋を真っ暗くするといい
と本で読んだばかりだな ーー
ー体を休めるための病院なのに、
これではまったく休息になっていないな ーーー
入院中、夜中の出来事。午前3時頃
頭の痛さと、点滴が体に入る時の痛さで、ぐっすり眠れずうつらうつらしていた。
私のベット向かいにいるおばあさんの、オムツ替えを始めた若い看護師2人。
夜中なのに、
病室なのに、
大声で病院の悪口を言いながら、
おむつ替えしてる。
「まったくさ〜扱いが悪いんだよね、ココ」
詳しい内容は忘れたが、とにかく勤務先への不平不満をぶちまけ、毒吐きまくり。
ーー おい、おい、おい、
なんで今?
この夜中に、
病室で愚痴こぼしてる。
おむつ返されてるおばあちゃんがかわいそう ーーー
そのおばあちゃんは、誰もお見舞いにこない。
痴呆症が出てるのか?日中も
ただ、ぼーっとしてるだけの人だ。
ーーー 痴呆症かもしれないけど
なんで?
おばあちゃんに聞こえてるよ!
もしかして
看護学校では
患者は、
“かぼちゃ“と思え!
って、教えてるの?? ——
斎藤ひとりさんの言葉を思い出す。
「不平、不満、愚痴を吐いた時の息は、
毒ヘビと同じくらい、
人を殺すだけの毒を持っている」
と
おばあちゃ〜〜ん!!!大丈夫かぁ〜〜〜
ーー わかるよ、色々不満もあるだろう。
愚痴をこぼすなとは言わない。
毒吐いてもいいからさあ、
それは休憩室とか、飲みに行ったときにしなよ ーー
と、心の中で思っていた。
なぜかそんな時に限って
トイレに行きたくなる。
立とうとしたら
テーブルの上の私の時計が、
ガチャーンと大きな音を立てて、床に落ちた。
毒吐き看護師たち、
一瞬
シーン。
「聞かれてた!やべえ〜」と思ったのだろう、
それから、若い看護師の態度が一変。
看護師「どうしました?大丈夫ですか?」
私 「トイレ行きたいんだけど」
看護師 「水枕買えますね」と、頼みもしないのに、水枕持って来たり、朝まで甲斐甲斐しく私を世話した。
私は、確実に若い看護師たちに
“やばいおばさん“ と思われたことだろう。
後日、こんなこともあった。
夜の10時頃。
遠くで若い男女の笑い声聞こえる。
ーー おかしいな。
こんな夜に。
もう面会時間はとっくに終わってるけど ーー
と、病室を出てその騒いでる人達を見に行った。
騒いでいた主は
ナースステーションの
若い看護師たちだった。
若い看護師たちが私に気づいた。
シーンとなる。
ーーああ。また
やばいおばん、と思われたなーーー
毎日、なんかおこるよ〜〜
入院生活。
これから、もっと、心がすり減らされる出来事がたくさん出てくるのだ。
↑ 入院当時のメモ書き。手に力が入らずやっと持った鉛筆で書いた。ミミズがのった食ったような字。自分でも読めない
この出来事は、心の中に留めておこうと思っていたが、もう5年も経ってるし
開示していいかな〜〜
と、思い、記録しました。
看護師目指してる方々、患者は耳がありますよ!!
そこんとこ、よろしく!
さて、今日は高齢半ボケ母のスマホを解約に行くよ。
委任状も書くことがままならないので、
本人連れてワイモバイルに行く。
前途多難。
