少し前だけど、俳優の鈴木亮平さんがテレビで
世界遺産に想像で行くって話をしてて、
今回それを一冊のエッセイにされたとか。
想像で行って、絵や文章まで・・ しかも上手✩
天は、与える人には何物も与えるなぁ。
すごいなーって見てたら、パラオの話が出て( ゚д゚)ハッ!
もっとわぁぁあ✩ ってなりました。
パラオでお酒を飲む = ツカレナオ~ス
なんですね。
日本語がそのまま通じる言葉になってるの
面白いです。「スキヤキ」的な?
さて、あらためてパラオといえば敦先生ですからね♡
そのあとすぐ本を開きました。
わたしが大好きな「真昼」~( ˊᵕˋ )
このお話はもう、チェック線を引きすぎて
「もはや最初からまっさらなほうがよかったんじゃないかw」
と思うくらい。
素敵なお話です~🌴
自然の描写とか、色の付け方がすごくリアル。
鈴木さんの気持ちがちょっとわかるような、
渚で一服する「私」の姿が目に浮かぶようです。
背中の下で、砂が――真っ白な珊瑚の屑がサラサラと軽く崩れる
濃い茄子色の影の中で私は昼寝をしていた
青鯖(さば)色の水を切って走る朱の三角帆の鮮やかさ
頭上の葉のそよぎと、ピチャリピチャリと舐めるような渚の水音 …
と、最初からパラオ(´Д`)ハァ♡
こういうのが押し寄せてくる環礁です。
「真昼」は、そんな南国のゆったりした時間の中
ふいに「これでいいのか?」と考える。
自分が旅立つ前に期待していた南方の至福とは、これなのだろうか?
本当はもっと新しい・厳しい状況に憧れてなかったっけ・・
あれこれ頭の中で考えて、葛藤を繰り返します。
その苦しい気持ちが、パラオのボーっとできる環境で
余計じりじりと感じ。(´・ェ・‘)
あと面白いのは、そういう外国で
銀杏の葉の散る神宮外苑をうそ寒く歩いていた時
東京の歌舞伎座の、(それも舞台ではなく)
みやげもの屋(あられや飴や似顔絵やプロマイドなどを売る)
と、ふいに日本の場所が出てくるとこ✩
歌舞伎座は夢に出てきたんだけど、
「べつに気にしたことない場所なのに。。なんで思い出したんだ俺~?」
ってこと、ありますよねウンウン。
私には皆目判らぬ。
とにかく、私の中には色んな奇妙な奴らがゴチャゴチャと雑居しているらしい。
そうそう、人間ってそういうものよね~
って親近感がわきつつも、
敦先生の文章が巧すぎて、パラオがきれいすぎて
ゴーギャンとかロティとかメルヴィルのところは
博識ゆえの悩みが出てるし
急に、フランス語でランボーの詩が入ったりして
なんだかすごくお洒落にも感じる、、、
色んな要素がてんこ盛り!
で、とても大好きなお話。
これも、あんまり敦先生知らない人にぜひ
最初の頃出会ってほしいお話だな~。
…
というわけで、久しぶりーーーーーーーー
に敦先生の小説の記事でした。
読解力に自信がなく…
今回もビクビクしながらUPです(;´▽`A``
ではまた✩
自分の引いた線で読みにくいあるある。
tonsensei-love
スターバックスリザーブロースタリーに初めて行った✩
コーヒーについてきたカードが栞にちょうどよい~。