私の両親はとにかくよく怒っていた。

なにかあればキレる。

なにもなくてもヒスる。




「お前のせいでこんなに辛いのわかる?」

「お前が悪いからこんなことになった」

「そんなんじゃ将来ダメになる」




そうやってたくさん脅された。




私はそれを信じ込んでしまった。

この世界は頑張らないと責められるんだ。

もっともっと頑張らないと。




でも世界を知っていくと、

責めてくる人はほとんどいなかった。




責めてくる人は不安を処理できない人だけだった。

ほとんどの人は私に優しくしてくれた。

私にあまり興味を持たずにいてくれた。

私に興味を持ち責めてくる人はもういなくなった。




この世界から私を責める人が消えた。



おわり。