1日が経過して written by timp. | とんぺーWake Up, Girls! 同好会

とんぺーWake Up, Girls! 同好会

東北大非公式団体、とんぺーWake Up Girls!同好会です。

声優ユニットWake Up, Girls!が2019年3月を持って解散することが先日発表されました。

皆様ご無事でいらっしゃいますか?まだ気持ちに整理がつかないという方も、前向きに捉えて行こうという方もいると思います。

 

私は今日1日WUGのことをなるべく考えないように過ごしました。が、上手くいかず、いきなり涙が溢れたりして、こんなにもいつもいつもWUGちゃん達の事を考えていたのかと驚いております。少しだけ私の思いを綴らせてください。

 

 

ここ3ヶ月に限っても、ソロイベにグリフェスに舞台にワグナイターにと多種多様なイベントがありました。私も参加して、こんなに熱くて素晴らしいコンテンツは他にないと、 WUGまだまだこれからだと、本気で心動かされておりました。

「WUGハマるのまだまだ遅くないからもっと知ってくれ!!」と大学の知り合いに布教して、それがほんのちょっと、ほんのちょっとずつですが手応えを感じておりました。そう言えば、全国津々浦々の大学さんにWUG研ができたのも最近でしたね。嬉しいばかりです。

 

私は悔しいです。

私はWUGちゃん達ともっともっと色んな景色を見たかったし、見せてあげたかった。SSAをワグナーで埋めて真っ白にしたかった。そして私は大学祭にWUGちゃんを呼びたかった。もっともっとWUGちゃんを仙台に呼んであげたかった。

19年の秋、大学の跡地にでかいイオンモールができるんですよ。私はそこでWUGちゃんのチャリティーコンサートができたらいいなあなんて呑気に考えておりました。

 

私は5年というリミットを甘く見ていました。

思えばこのWUG同好会も、メンバー集めに苦労するしブログやTwitterは全然更新しないしと怠慢な活動をしておりました。大学でWUG好きな人を何人も何人も知っていたのに、私は何もすることができませんでした。

 

私はWUGで人生変わったワグナーさんを知り過ぎてしまいました。

WUGが好き過ぎて仙台に住み始めたワグナーさん、結構な人数います。実際に被災されたワグナーさんのお話も聞きました。その一人一人の人生にWUGがどう関わって来たのかを考えると涙が止まりません。

ワグナーさんって(私も含めて)一癖二癖ある方が多いですよね。でもWUGへののめり込み方が凄いというか、愛が深いというか、上手く表現できないけれど熱いんです。それもそのはずで、このコンテンツあってこのワグナーありだなと言うのは、ついこの前も舞台を観に行った時、「7人でWUGだ!」と言うシーンで大の大人達が同じもの見てオンオン泣いているのを見て感じた次第です。私はそんなワグナーさん達が大好きで、私自身多くのワグナーさんに救われたと感じています。

 

舞台を観て私は、改めてWUGらしさって何なんだろうなって考えておりました。

私の思うWUGらしさ。WUGとは何なのか。

私は、WUGは復興の物語であると思います。

 

周囲の大人達に振り回されながらそれでも成長する少女達の群像劇を描いたアニメWUG。アニメが鳴かず飛ばずでも、アニメの無い期間でも、いつだってコンテンツをひっぱり続けた声優ユニットWUG。そして震災と復興。

これらの異なる次元が重なり合って、偶然にもリンクしていた。これがWUGなのだと思います。

 

声優ユニットWUGちゃんはいつだって逆境の中にいました。

3rdの時、今年いっぱいで終わりかもしれないと言う雰囲気が漂っていたのを覚えています。しかし、僕らのフロンティア。私はあの時、この7人がいればどこまでも行けると、本気で感じておりました。

 

7人がいればどこまでも行ける。

 

私は、声優ユニットWUGのない、コンテンツWUGが考えられません。WUGちゃん達と見たかったものがまだまだたくさんあります。私には声優ユニットWUGがこのまま逆境に飲み込まれて終わってしまうことが、そっくりそのまま復興が終わってしまうような気がして。