気仙沼GUTS FESTIVAL!!2015 written by Yoshito | とんぺーWake Up, Girls! 同好会

とんぺーWake Up, Girls! 同好会

東北大非公式団体、とんぺーWake Up Girls!同好会です。

こんにちわぐ~
Yoshitoでございます.

気仙沼GUTS FESTIVAL!!2015に参加してきました.
場所が気仙沼,それも高校生主催のイベントってことでこれは行くしかないなって思いました.


気仙沼へは朝から仙台発のバスに乗って向かいました.
バスは国道284号線を経由しましたが,道は片側一車線だったり車1台しか通れない部分があったりと狭くて道の両脇は崖に囲まれて起伏が多く,険しい道のりでした.
仙台から3時間かけて気仙沼市役所前で降車.アニメでもここでバスから降りてましたね.
バスを降りて少し歩ていると魚の臭いがしました.だいぶ海に近づいてるんだなーと思いながら会場に向けて徒歩で向かいました.
朝仙台は曇りだったのに気仙沼に着いたらギンギンに晴れてて暑い!

会場付近に来て少し迷いました.地図を見たらこの辺りなんだけどな…と思いながら放浪.
歩いてると音楽が鳴り始めたのでそれを手掛かりに会場に到着.
会場は住宅地の中,マンションの敷地の一部にありました.

会場に着いた頃にはステージは緑服の集団で囲まれていました.
それもほぼ全員かやTシャツです.
気仙沼は夏夜のホームですし,かや推しは気合いが入りますねw

さて,このGUTS FESTIVALですが出演者は皆気仙沼で活動するバンド,アイドルです.
地元のグループは,ビートルズや浜田省吾などの有名曲のカバーや各グループがオリジナル曲を披露していました.
オリジナル曲には気仙沼や震災を彷彿させる言葉が取り入れ,メッセージを込めたものもありました.
真剣に曲を聴いたり,ロックな曲でぴょんぴょんしたりと地元グループの音楽を楽しんでいました.

そういえば,この企画では事前にイベント資金を募ってました.
3万円以上寄付した方には運営からVIPと書かれたネームホルダを貰え,ステージ横のVIP席に招待されてました.
VIP席の待遇については後々書いていくことにしましょう.

WUGちゃんはスケジュールの中盤の13時に出演です.
かやたん,みなみが2人のキャラソンとタチアガレ!を披露しました.
スキキライナイトでは2番AメロでかやたんがVIP席に接近して手を振ってました!通常席にも最前に接近してました.
はぁー羨ましい!
Cメロ前の間奏で台詞が入りました.
「私,菊間夏夜は気仙沼に戻ってきました!」
「私の歌,あいつに届いたかな…」
この日限りのスキキライナイト気仙沼バージョン.この曲に込められた思いを改めて感じました.

歌と魚とハダシと私でのみなみの振付は相変わらず可愛らしいです.
大サビでは
ふるさととと歌も踊りも?
の部分が
ふるさとも気仙沼も?
と変えてきたので全身を込めて
最高だー!
と返しました.
気仙沼に来るのは初めてですが気仙沼に着いたその時から良いところだと思ってましたw

ここだけで披露のキャラソン気仙沼バージョン!この場に立ち会えて本当良かったです!
最後にタチアガレ!を披露.2人交互に歌うようにパート分けしてました.ソロパートはかやたんとみなみで低音高音に分かれて歌ってました.
WUGちゃんの出演時間は20分程度でしたが感想はやっぱり,最高かよ…って言葉に尽きますね.

GUTS FESTIVAL最後の出演者はSCK GIRLSという気仙沼発祥のアイドルでした.
気仙沼出身の小学生から高校生のユニットです.
WUG以来のアイドル出演ってことで客席は再び盛り上がります.下手したらWUG以上に盛り上がってるんじゃないかってくらい客席でコール入れてたり動き回ってたりしましたw
5曲ほど披露したところでSCK GIRLSの初シングル曲Regenerationを聴きました.
震災のことを強く彷彿させる曲です.


悲しみは消えないけど 思いなら届くようで,の辺りの歌詞が特に心に響きます.
震災のことを忘れられないけど前向きに生きて行こうって気持ちが伝わってきます…

会場の空気は一度しんみりとしましたが,最後には観客側が客席を円状に走り出したりモッシュが起こったり身体前のめりにしてケチャ捧げてたりでカオスでしたw

かなり盛り上がってGUT FESTIVALは無事終了しました.
この企画にはWUG目的で参加しましたが,気仙沼で地元の活気を出すために頑張っている時t元の人達のパフォーマンスが記憶に焼きつきました.
震災があっても気仙沼で元気に活動している人達を見て私もGUTSを頂きました!
この機会に初めて気仙沼に来た人も多かったので,この日の出来事をきっかけに気仙沼のGUTSが気仙沼中そして気仙沼の外にも広がるといいですね.


GUTS FESTIVALが終わって気仙沼のWUG聖地を訪れました.
WUGに出てきた場所は気仙沼港周辺だけなのであまり時間をかけずに回りきれて助かりました.

まずは港ふれあい公園を回り,次に大鍋屋.
大鍋屋ではワグナーがわんさかわんさかしてました.宿泊予定は入れてなかったのでノートを見て名刺回収だけしてきました.
そして五十鈴神社.私が現地を訪ねた後にかやたんとみなみが絵馬を描いてたと後になって知りました.
最後に復興屋台村.男子厨房は13-15日の間は休業でした.ここで夕食取るつもりだしたのに;

そんな感じで聖地を回ってると帰る時間になりました.
気仙沼線・大船渡線BRTとJRで仙台に帰ります.
こうして気仙沼での楽しい1日は終わりました.

震災から4年経った気仙沼に訪れましたが未だにその傷跡は残っています.
だいぶ建物は復興したと思いますが,それでも気仙沼港周辺を歩いていた時隠し切れない悲壮感を感じた気がします.
悲しみはすぐには消えませんが,今回の企画で気仙沼の活気を取り戻そうと勤しむ人達の姿を見て,まだ気仙沼は元気だと心に伝わりました.
またこのような企画が開催されることを望んでます.
主催者も続けたいと仰られてたのできっと次があるはず!

でわでわぐ~