今日わたしが聴いたある老夫婦の会話。
「きょうはやぐねねねね。」
「んだ、ねねばね。」
「んでもさいきんねれねね。」
「ねれねくてもねねばねね。」
「N」と「E」を押しまくったから
もうやめるけど、こんなやり取りが
もうちょっと続いてたかな(笑)
これ、秋田弁。
近県の人はだいたい解るかな?
東北圏外の人は
ちょっと厳しいよね?(笑)
これを訳すとこんな感じ。
「今日は早く寝ないといけないね?」
「うん、寝ないといけない。」
「でも最近よく眠れないって
言ってるよね?」
「眠れなくっても。
今日は寝なきゃいけないよ。」
書いてみると字面が全く違うわね(笑)
ここで注目すべきは、ふたつ。
ひとつは、ほぼ「ね」だけで
会話が成立していること(笑)
そしてもうひとつ、これ大事!
「寝る」と「眠る」の違いも
微妙にイントネーションを変えて
使い分けてる所!おぉぅぅ(  ̄▽ ̄)!
どーよ。
秋田県民は「ね」だけでもこれだけの
コミュニケーションが可能なのよ(笑)
普段はこんなに高度な
言語を使っていて、
標準語も話せるんだから、
秋田県民はもはや
2か国語を話せるって
自慢していいんじゃないかしら?(笑)