女優の小林聡美(40)が全編フィンランドロケの映画
「かもめ食堂」に主演することが26日、分かった。
港町ヘルシンキを舞台に日本食堂を営む3人の女たちの姿を描くもので、
邦画の全編フィンランドロケは初めて。
もたいまさこ(52)、片桐はいり(42)が共演。
人気作家の群ようこさんが書き下ろし、
「バーバー吉野」の荻上直子監督がメガホンを執る。
キャスト、スタッフともに女性ばかりの異色作で、
来年2月のベルリン国際映画祭出品を目指す。

監督は荻上さんキャスト・スタッフ全員女性
 本作は「かもめ食堂」という名の日本食堂で
働く3人の女たちの日常をユーモラスに温かく描くもの。
小林の代表作で、夫の三谷幸喜さんが脚本を手がけた
フジテレビ系ドラマ「やっぱり猫が好き」をほうふつさせる映画になりそうだ。
食堂でのシーンが多いが、舞台はバルト海の港町ヘルシンキ。

 小林と安藤由紀子プロデューサーが01年に
NHK衛星の紀行ドキュメンタリーで旅した時に、おいしい空気や水、
のんびりしたフィンランド人の気質に触れたのが、映画誕生のきっかけ。
安藤さんはOLに人気の群さんにオリジナルのストーリーを、
ベルリン国際映画祭児童映画部門で高い評価を受けた
「バーバー吉野」の荻上監督に仕事を依頼した。

 今月中旬から撮影に臨んでいる小林は
「空が高くさわやかで日本の夏とはまったく違った空気です。フィンランドならではの
青空や澄んだ空気が伝わるような気持ちのよい映画にしたいです」
と意気込んでいる。

 途中から食堂を手伝うことになる日本人旅行者には、もたいと片桐。
3人は一昨年7月期の日テレ系連続ドラマ「すいか」に続くトリオ。
出演者だけでなく、スタイリスト、ヘアメーク、
フード・コーディネーターらスタッフも女性ばかり。
これに現地スタッフ、キャストが加わる。
同国の巨匠アキ・カウリスマキ監督作品の「過去のない男」(03年)で
主演を務めたマルック・ペルトラも客役で出演する。

 クランクアップは9月中旬。年内に完成し、来年のベルリン国際映画祭に出品、
来春、東京・シネスイッチ銀座とフィンランドでの同時公開を計画している。



共演が、もたいさん&はいりさん♪
こりゃ面白くなりそう!楽しみだ~(*´∇`)ポワ~ン
・・・でも、これって地方では上映しないって事だよね?
DVDになるのを待つしかないのかぁ(;_;)