いよいよ、イベントが近づいてきまして~


ピラティス×メディセル×BRM療法 スペシャルコラボ 「 産後ママのための欲張りボディケア体験会in前島」





まずは、開催場所となる『つきのふね

代表の坂江さんのインタビュー記事のご紹介します(^-^)v




助産師である坂江さんが、何故産後ケアに拘り、『つきのふね』を造ることに至ったのか、彼女の思いがスゴく分かりますよ🎵

わたくしは、もう産後ケアで御世話になる事は残念ながらないけど^^;

こんな助産師さんがいると思うだけで、又、出産後、こんな場所があると知ってるだけで、なんか安心出来るんじゃ無いかな~❤








インタビュー、記事は同じくイベントメンバーでBRM療法担当の熱~い施術家、谷口さんです(^^)


あと、残り2人枠になってしまってます。

参加希望の方はお早めにね(*^^*)










インタビュー第一部

助産師になって数年経った頃でしょうか。勤めていた病院で、産後の入院期間が短縮されたんです。


それまで1週間だった入院が、5日になりました。たった2日短くなっただけですが、退院していくママたちを見て、ちょっと心配になったんですね。

まだ母乳が十分に出ていなかったり、授乳がうまくできないうちに家に帰されてしまって、大丈夫かな?と。

 入院している間にしっかり指導をしてあげたかったのですが、お産は待った無し。

助産師としてはどうしても分娩のほうが優先になってしまい、
産後のママたちをじっくり見てあげられない状況がありました。

 


当時はまだ「産後院」という概念が一般的ではなかったので、「もう少し入院期間が長ければなぁ」という思いでした。


その後、産後の女性を専門的にケアする韓国の「産後調理院」(「調理」とは「養生」という意味があるそうです)の情報などが入ってきて、少しずつ産後ケアを行う場所作りのイメージが湧いてきました。



<授乳の良し悪しが1年後の育児を決める>

 


私は、授乳指導が好きなんです。


 ほとんどの新米ママが、テレビなどで見る授乳の場面のほのぼのとした情景を思い描きながら「母親になったんだから授乳は出来て当たり前」という風に思っている。

でも、実はうまくいかない人が半分以上なんです。
抱き方が悪かったり、
赤ちゃんの方がうまく吸えなかったり、

お母さんの乳首の大きさ、赤ちゃんの体の大きさによっても飲ませやすさは変わってきます。

そこでちょっとコツを教えてあげると、それまでのことが嘘のようにスムーズに飲んでくれる。

その時のお母さんの喜びや安堵の表情に、すごくやりがいを感じるんですね。

 

お産は確かに命がけだし、一大イベントです。
でも長い目で見ると、産後の授乳もとても大事。
授乳がうまくできるかどうかで1ヶ月後
、1年後の育児が確実に変わってくるんです。



 私は時々、訪問指導に行くのですが、

生後1ヶ月経っても赤ちゃんをうまく抱けない、

おっぱいが思うように出ない、

授乳がうまくいかない、


という悩みを抱えている人がいます。

 


お母さんたちは「赤ちゃんはおっぱいを飲んでくれるもの」「できて当たり前」と思っているから、スムーズに飲んでくれないとすごく心配になったり、イライラしてしまうんですね。

産後のお母さんは心身ともに不安定ですから、授乳がうまくいかないと


「この子は私のことが嫌いなんじゃないか」



とまで思い詰めてしまうこともあるんです。


 抱っこの仕方、寝かせ方、おっぱいの飲ませ方。そういった産後の指導をきちんとして、コツさえつかんでもらえば、育児はもっとのびのびと楽しいものになっていくと思うんです。



インタビュー第二部につづく…