こんにちは、D-SPORT Racing 監督の 殿村裕一 です。

 

このブログは、

軽自動車の「コペン」が、

世界ラリー選手権WRC)の日本ラウンド「Rally Japan」で、クラス優勝するまでの軌跡を記すものです。

 

軌跡を記しますが、その挑戦継続中現在進行形なものです。

 

ですので、軌跡を記しつつも、足下の挑戦(ラリー参戦)の様子もイベントがある毎にお知らせいたします。

 

 

 

世界ラリー選手権にコペンで出場のコ・ドライバーはメカニックだった件

 

相原さんとコペンでラリーをしよう!と決意して、次に観に行ったイベントは、JAF中部・近畿ラリー選手権の「いなべ東近江ラリー」でした。

 

ご参考までに2023年いなべ東近江ラリーのリザルトはこちらに掲載されています。

 

ではでは・・・・・・僕が観に行った2018年の大会はどうかというと???

ちゃんと掲載されているんですね~ネット時代はイイですネ^^)

 

開催する地元自治体がチカラを入れていると、盛り上がり方も変わって来ます。

 

前の記事でも書きましたが、ラリーは、ドライバー、コ・ドライバー、メカニックを始めとしたチームメンバーによるチームプレーです。ですので、1台のラリー出走者に多くのヒトが関係します。

故に、そのラリー開催地には多くのヒトが訪れることになります。

これが、地域の活性化につながるということで、ラリー開催を誘致しようとする自治体も少なくありません。

 

トヨタ自動車が主催するGRラリーチャンレジもラリーツーリズムということで、ラリー競技自体のみならずこの点を重視して開催されています。

 

 

私の記憶が正しければ、相原さんはブーンX4で出走した最後ラリーとなりました。

 

さて、回りくどくなりましたが、この写真に写っている赤いツナギを着た若者が、

2023年末時点で、コペン世界ラリー選手権ラリージャパンクラス優勝2連覇を達成したコ・ドライバー萩野司さんなのです。

相原さんと僕が20歳差、萩野さんと僕は30歳差、僕の息子な年代でございます(笑)

この出会った当時は萩野さんはちょうど20歳でしたね~

若いですネ~(笑)

 

若い割にはですね、僕と30歳も年の差がある割にはですね、僕が三菱自動車時代に少し担当していたランサーエボリューションのエンジン、4G63というエンジンのことを知っていたりとかですね、そりゃもう

 

「この若者はマニアックで凄いぞ! メカニックをやるだけあるな!」

 

という第一印象を持った訳ですね。

なんだかメカニックとしての知見もありそうな口っぷりで。

言葉数も多くて喋りも達者で。
 

そのマニアックさや喋繰りは、今のコ・ドライバーとしての

 

ペースノート・オタクby 殿村視点

 

に活かされていると感じられマスね!

 

 

 

COPEN RALLY Project 始動

 

僕はコペンラリーが出来ると確信して、盛り上がり、恐らく凄いコト起こせるであろうと勝手ワクワクしていました。

軽自動車ですから、これが世界の頂点に立つ面白いだろうなと。

大相撲でも小さい力士が大きな力士を倒す大変盛り上がりますよね。

 

勝って当たり前のモノが勝つと賞賛される。

まさか勝てないだろうと思われていたものが勝つともっと賞賛されるし盛り上がる。

 

そんな感じで、そうなると良いなと妄想暴走しながら、こんなイメージを創ったりして、勝手ワクワクしていた訳です。

 

 

本当は、ホームページを立ち上げれば良いのですが、現時点Facebookページを立ち上げるのみに留まっています。

そろそろちゃんと整備したいものですね~(;^_^A

 

 

この当時は2021年にはWRCラリージャパン)出場を果たしたいと思っていました。

が、まさかその後コロナ禍が来るとは夢にも思っていませんでした・・・・・・

 

 

 

コペンのラリー緒戦は「新城ラリー」

 

記念すべきコペンでの初ラリー参戦は、全日本ラリーの新城ラリーでした。

2018年のことです。

僕たちは完全なるプライベーターでしたから、応援してくれている皆さんの協力なしではこの舞台に立つことは出来ませんでした。

 

 

先ず、参戦車両コペンはHALF WAYさんのデモカーです。

 

 

そして、D-SPORTさんが下支えをしてくれていた訳です!

 

 

僕的には、ようやくまたそれなりの舞台=全日本ラリーに戻って来たな~

自分が企画と開発に携わったクルマと、自分のチームで!

という、ちょっと誇らしげな気持ちだったのを覚えています。

 

僕たちがコペンでラリーに参戦するのとタイミングを同じくして、ラリージャパンを開催しようという機運が高まり始めていました。

ありがたく、動きが連動している=僕たちの活動は応援されている、という感じがしていました。

これも精神的な追い風となっていました。

 

 

 

ちなみに、この時のコ・ドライバーは、現HALF WAYメカニックの山口圭祐さんでした。

相原さんとは超幼馴染みな山口さんでした。

 

 

 

次の記事につづく・・・・・・

 

 

 

この活動になくてはならないお世話になっている方々のご紹介です。

 

◇ SPK株式会社が運営するダイハツ車専門カスタマイズパーツ「D-SPORT

 

◇ ラリーカーのメンテナンスを担っていただいている「HALF WAY

 

◇ 主に空力でご協力いただいている「NIFCO