「確率の収束」
こんにちは！
夏も近づいてきてるのでビーチサンダル
を大量に買いました！笑
買いすぎたので誰かもらってください！
本日は僕たちが闘っている相手「確率論」に関してお話していきます。
FXはサイコロゲームと同じものです。要は「確率論」で成り立っています。
FXをやっていると"確率"という理論が常に隣にあり、そしてそれによって確率論の奥深さ・面白さが見えてきます。
「確率の収束」という考え方です。
FXの場合、根拠やルールをもとにその取引を「続ける」ことが重要です。と言ってもピンと来ない方がいますが、根底にこの「確率論の収束」があります。
サイコロゲームといったので具体的に分かりやすくサイコロで考えてみます。
サイコロは六面体であり、１～６までの目が出る確率はどれも1/6です。
お分かりのように、どの目もサイコロを６回振って１回ずつ出るという確率ということです。
しかし、言うまでもなく確率には"偏り"というものがあり、６回振ってどの目も１回ずつ毎回出るなんてことはあり得ません。
この"偏り"のせいで皆騙されてしまうのであるが、これが確率を考える上で避けては通れない要素であると同時に確率論を面白くしている部分でもあります。
さらに具体的に今サイコロを２４回振ったとします。
６×４＝２４ということで、厳密に確率通りならどの目も４回ずつ出ている計算になります。
ここで、"１"の目に着目します。
例として、"１"は２４回中２回出たとすると、確率を下回わります。
この後に続きの２５回目以降の試行を再開するとして、「確率が収束する」と予想すると"１"は確率を上回って６回中１回以上の確率で推移していくと思いますか？
ここで核心を述べると、今回の例のサイコロの場合やFXをしている人は特に肝に銘じてほしいのが「確率は毎試行同じ確率のまま収束へ向かう」ということです。
これは言い換えれば「収束へ向かうと言っても、あくまでも毎試行の確率自体が変動しているわけではない。」ということです。
FXでいうと、「勝率７０%のものは常に勝率７０%である」ということです。
たしかに、実際結果だけを見てみれば、各試行結果は確率の増減を繰り返しています。
毎試行一定の確率で行われているとはいえ、実際の試行結果も一定の確率通りになっているということのほうが逆にあり得ない話です。
しかし、この「確率の偏り」という現象は「確率の収束へ向かう」という現象とは全く無関係なものです。
たしかに、FXで考えてみると、「負けが続いているから、次勝たないと確率通りにならない。」と考えてしまうのはある意味自然ですね。
こう考える人が犯してしまう最もたる勘違いが"収束"に対しての考え方で、「確率が極端に偏った後は、その事象とは反対の事象が極端に偏らないと"収束"は起こらない」という思考です。
先ほどのサイコロの例で言うと、「"１"が極端に出なかった後は、本来の1/6の確率を越えて"１"が極端に出なくてはならない。」ということです。
これが「確率論」においておそらく誰もが最初はつい思ってしまう誤った考え方です。
正しい理論を述べると、「たとえ偏った後にも関わらず試行結果が忠実に本来の確率通りにただただ推移していっても、確率はちゃんと収束へ向かっている。」ということです。
さっきサイコロの”１"の目が2/24の確率だった場合の例を示したが、その後は仮に"１"が忠実に確率通りきっちり1/6のままでひたすら推移していっても、１回目から最後までの結果の確率を計算したらどんどんその値は1/6の値に近づきます。
「確率の収束」というのはあくまでも無限回の試行の末に起こるものなので、もちろんピッタリにはなりません。
しかし、極限まで近い値になるはずです。
「いかなるときでも確率の収束のために本来の確率を"上回る"or"下回る"必要など全くない！」ということです。
ここにFXの根拠やルールをもとに「続ける」ということ重要性があります。メンタルをぶらさずにやり「続ける」ということですね。
なので、先ほども言いましたがFXにおいて「負けが続いているから、次勝たないと確率通りにならない。」と考えるはナンセンスであり、淡々と繰り返せば確率は収束するのです。
今週もグループのみんなは絶好調でした♪