ボクが子供のころ…
プライムタイムのスタートである
19時台のテレビはヒーローものだらけでした

ゴールデンタイムからプライム後半は
時代劇や刑事モノのオンパレード!

お気づきでしょうか?
昔のテレビ番組って「勧善懲悪」の嵐だったんですね

ヒーローが宇宙人や怪獣を倒しても
(過剰防衛的傷害致死、動物虐待に相当)
悪代官やらなんやらを切り倒しても
(時代はどうあれ完全な殺人行為)
正義が悪を蹴散らすことににカタルシスを感じてました
つまりカッコいいのは正義だったワケです

ところが…
現代は正義がカッコ悪いって風潮があります
逆に
アンチヒーロー的なダークなイメージがクールなんです

とはいえ
悪の存在がネガティブなのは周知の事実で
折衷案のグレーがもてはやされるわけで
ボク自身なんだかんだ受け売れちゃったりします

何時からこんな時代になっちゃったんでしょうか~

やってることは悪(クロ)そのものだけど
法に触れていないので悪ではない(グレー)ものごと多過ぎ

脱法ハーブなんっていい例じゃないですか?
日本の法規制の網を括っているんで脱法なんでしょうが
成分的には法に触れる麻薬よりも粗悪で毒性が高いそうな

今の世の中、品行方正に生きようとしても到底無理
でもグレーな世界観の中をうごめきまわる身としては
クロに近い側のダークグレーの世界よりも
シロに近い側のライトグレーの世界にいたいと思います

ホンネは今でも「正義の味方」っぽくあり続けたい
でも実際問題はそんなのは無理
人間そんなに強くないのですよ…