ブラウン管の輝き | TONOオフィシャルブログ「TONOログ」Powered by Ameba

ブラウン管の輝き

新年度でございます。

 

あけましておめでとうのときには、世界中が

まったく想像もしなかった状況でございます。

 

オリンピックが1年延長されることになるなんて、

きっと100日後に死ぬワニもびっくりでしょ。

 

こんなことで子どもの頃のことを

思い出したくなんてなかったけど、

がっつり志村で育ちました。

 

相当幅広い世代が「志村けん」で育ったっしょ。

 

大人になったいま、ほんとは志村さん、志村けんさん

と呼ばなきゃいけないわけですが、心の中では完全に

志村~のままっす。

 

家の中で志村が志村がと、子供が大人を

呼び捨てにしながらずっと話題にしてました。

 

なんなんでしょ、この感じ。

 

超x100僕の身勝手な思いでしかないんですけど、

今の子供たちにとっては自分がおじさんになった

今でも、志村けんさんは意味不明に志村なんすよね。

 

悲しい。

 

それしかないです。

 

すごい人とか、偉大な人とか、スターとか、

なんかそういうのじゃなくって、ただただ、

志村がいないってのが悲しい。

 

 

 

自粛がどうとか、経済がどうとか、いろいろニュースでも

やってるけど、それでどうこうってわけでもなく、なーんか

外に出ようって気分にならないっす。

 

検査を受ける要件を満たしてるわけでもないので、検査を

受けてない以上、僕は大丈夫ですとも言い切れないし、

たとえ大丈夫だとしても、僕がウィルスを運んでるだけって

ことも考えられるし、そんなこと考えてたらなんかね。

 

サービス業は必要な産業です。

 

僕が足を突っ込んでるエンターテイメントだって、

社会に必要な産業だと思ってます。

 

でも、あくまでも社会がうまくまわってないとね。

 

多くの人が困ってるときに、そもそも社会が混乱してるときに、

世の中が通常モードに戻ったら必要だから、そのときまで

なんとか助けてくださいなんて、声を大にしてはなかなか

言いにくいし、果たしてそれが良いことなのかもわかんないし。

 

たとえ自粛しなくてもいいって言われても、みんなが

暮らすのにじゅうぶんなお給料をもらえない状況に

なっちゃったら、チケット買って公演に足を運んでもらう

ことは難しいものね。

 

人ががんばって働いて得たお金で成り立っているのが

サービス業なわけで。。。

 

それはとっても尊いお金です。

 

でも、そこでがんばって働いてる人たちもたっくさんいる。

 

そうやってお金が循環することで社会は成り立ってるわけでさ。

 

そう思うと余計に、何が正解かは僕にはわかんないっす。

 

生きるって大変。

 

でも、それでも、生きてりゃ楽しいこともたくさんあるし。

 

与えられた環境でがんばるしかない。

 

誠意をもって対峙できたのか。

 

対価に見合う仕事が心からできたと思えるのか。

 

それはみんな、自分にしかわかんないから。

 

もちろん僕は反省の日々でございます・・・。

 

100日後のワニを見たって、突然そうやって

生きるのは無理かもだけど、自分にウソは

つかないようにしなきゃね。

 

 

でも今は、

 

何をどうしたって悲しい。。。。。。。。

 

 

子どもの頃とか思い出しちゃって感傷に浸るとか、

いつのまにそんなに歳をとったんだろか^^;

 

心の準備が出来てなさ過ぎて、なーんかこんな感じに

なっちゃってるけど、これでいつまでも悲しい悲しいって

言ってたら申し訳ないね。

 

子どもを笑わせるために、大人が本気でやってたんだからね。

 

心から、ありがとうございました。

 

最初はグーで、これからも勝負して生きていきます。

 

 

 

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