紫陽花 | TONOオフィシャルブログ「TONOログ」Powered by Ameba

紫陽花

理由はどうあれ、ダメなものはダメ。

 

ルールは守らなくてはいけません。

 

それは大前提ではありますが、

 

どうしても、

 

会見を開いた日大アメフト部の選手に、

感情移入を禁じ得ません。。。。。

 

どんな理由があっても反則はダメなことなんですけど、

 

同時に、

 

どんな理由があっても、

 

若干20歳の学生をこのような状況に追い込むことは、

教育者、指導者としてはダメなんじゃないかと。。。。

 

試合中に起こってしまったことは仕方ないこととしても、

その後の対応次第で、周囲の大人の行動次第で、

こんな状況に陥ることは回避出来たのではないかと

思うと、とてもとても残念でございます。

 

 

たとえ部活動が全国的に有名な学校であったとしても、

少なくとも建て前としては、あくまでも教育の一環のはず。

 

競技中に何か問題が起こったとすれば、指導する立場の

大人は学生のことを守ってやらなきゃですよね。

 

スポーツ推薦なんていうものがあったりして、

学校側としては、勝利するために優れた学生に

入学してもらいたいわけです。

 

しかしながら、学生はあくまでも学業とスポーツを

両立するのが前提なんですけど、そのチームを

預かって指導する監督やコーチとなると、勝つことを

求められるでしょう。

 

言葉でそう言わずとも、対価をいただいて指導する

わけですから、大人なら、大なり小なり勝たなきゃって

思うのは自然なことかもしれません。

 

ぶっちゃけ、なんかややこしい関係性でございます。

 

監督やコーチは大人なので、仕事を失うと

それはそれで困って当然。

 

そりゃ誰だって結果を出したいでしょう。

 

仕事って、やっぱ結果を求められるものですものね。

 

でもこれが教育現場となるとねぇ。。。。

 

目指すべき理想の結果というものは、試合や大会の結果も

大切なことのひとつだとは思いますが、一番はやはり、学生が

心身ともに成長していくことなわけでして。

 

立派に社会に送り出すことが、最優先じゃないんですかねぇ。。。。

 

ただの理想かもしれませんが、せめて教育者には

その理想を語ってもらいたい、求めてもらいたいと

思ってしまうのは僕だけでしょか?

 

この騒動の当事者である青年が、この先まだ何十年と続く人生を

今回のことを抱えながら過ごすことになるかと思うと、なんとも

言葉になりませんです。

 

 

自身のエラーが原因で最後の試合に敗戦。

 

正々堂々と戦い、あくまでも結果論でしかない理由でも、

そのことをずっと抱えてその後の人生を送る高校球児も

少なくないと聞きます。

 

アマチュアスポーツであっても、勝負の世界は

勝者と敗者が存在する非情な世界。

 

特にチームスポーツはね。

 

ただでさえ子どもたちにはあまりにも過酷なのではないかと、

大人たちが感じてしまうてしまう結末が起こり得る勝負の世界で

指導する立場に就く先生方には、子供たちの未来も背負ってる

覚悟で臨んでもらいたいものです。

 

 

 

ちなみに、今回の騒動の日本大学には

危機管理学部ってのがあるようです。

 

一連の日大の対応を見る限り、まったく危機管理は

出来てないように見受けられますが。。。。

 

目を覆いたくなるほどのマイナスプロモーションのオンパレード。

 

こんなの見せられたら、ここで学ぼうという意欲は湧かないっすよねぇ。

 

 

時代に求められている危機管理のエキスパートをいち早く養成し、

社会に送り出します。

 

 

って謳ってるようです。

 

お粗末すぎて、笑えません。

 

現在ここで学んでいる学生の皆さんが、今回の騒動に

巻き込まれることなく、近い将来、社会でその一翼を

担ってくれることを願うばかりです。

 

 

すべては大学内での出来事。

 

責任というものがどれほどに大切で重いものなのかを、

せめて最後にトップ自ら学生たちに示してもらいたいですね。

 

僕も大人の一員として、あらためて気を引き締めたいと思います。

 

 

TONO

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

LIVE SCHEDULE

5月26日 @LIVEBAR2531

OPEN 19:15 / START 19:30  \3000(D込)

TONO:Vo

荒幡亮平:Pf

 

 

チケット予約 : tonotonolive@gmail.com

 

 

Twitter : 11a_TONO