Blowin' In The Wind | TONOオフィシャルブログ「TONOログ」Powered by Ameba

Blowin' In The Wind

『らしく』ってさ、人って簡単に言うよねぇ。

 

僕も間違いなく使ってます。。。

 

自分らしさってのがどういうことかすらわかってないのにさ。

 

誰かに『らしく』いてもらいたいと願うことがあれば、

それって結局は僕がその人に対して抱いてるイメージ

でしかなくってさ。

 

ってことは、ひょっとしたらただの押し付け

かもしれないわけでね。

 

でも、『らしく』とか使っちゃうんですよ。

 

簡単にさ。

 

今これを読んでるアナタ。

 

『私らしく』ってどういうのですか?

 

 

人ってさ、平面じゃなく立体じゃん。

 

立体って、切ったら切っただけの断面があるわけでさ。

 

しかも心なんてものはカタチさえないわけで。

 

切ろうにも、自分自身がそのカタチすらわかんない。

 

一言で表現出来るわけないし、切った断面の数だけ

そこには違うカタチの僕がいるわけでさ。

 

でもねぇ、

 

こんなこと言っておきながら、

 

「TONOらしいよねぇー」

 

なんて言われて、確かにそうかもなぁなんて

思うことがあったりね。

 

我々はほんとよくわからん生き物です。笑

 

 

TONOログも初代から数えると、なかなか長期に渡って

無駄に長いブログを書き続けておるわけですが^^;

 

毎回毎回、そこには僕の断面が記されている

ことに相違はありません。

 

CTスキャンみたいなもので、たとえ断面であっても、

それなりに蓄積されればある程度カタチが見えること

だってあるでしょう。

 

でもそれはカタチがあるものの断面の話で、

人なんてものはいくら断面を集めたところで、

結局はそれすら断面にすぎないかもしれません。

 

でもね、その断面で何かを判断されたり、判断したり。

 

材料がそれしかない以上、それも仕方のないことです。

 

就職や受験なんかの面接だってそうかもね。

 

たかだか何分で何がわかるっていうんだよと。

 

ただこの場合、

 

相手もそれを見るプロなんで、やっぱある程度のことは

見通せてしまう凄腕だったりもします。笑

 

まぁその場合に限って言えば、断面VS断面って感じでしょかね。

 

限られた時間で、自分が見せたい断面を

見せることが出来るかどうか勝負みたいな。

 

いつものことですが、ちょっと話がそれました。。。^^;

 

 

どんなに愛した人であっても、

 

たとえ生んでくれた親であっても、

 

そんな身近な人でさえも、おそらく僕らは

その断面しか見ることなく人生を終えます。

 

100%ではないという意味でね。

 

でも僕らは、それを特に悲しいことだとは思いません。

 

オートマティックにみんながみんなそんなものだと

思ってるというか、いちいちそんなこと考えてない

というか、とにかく、それは特別悲しいことじゃない。

 

なのに、時と場合によってはひとつの断面で

判断されることが腹立たしかったりするのですよ。

 

それが僕らの基本なのにさ。

 

今日のこの『TONOログ』をたまたま通りすがりに

読む機会があって、もうこの先で出会うことがない

とすれば、僕にとってはひとつの断面でしかない

のだけど、その人にとってはこれが僕なわけです。

 

一事が万事って、昔の人はほんとうまいこと言うよね。笑

 

 

『自分らしく』ってことがどういうことなのか、

突き詰めたらぶっちゃけよくわかんないこと

だけど、仮に『自分らしく』いようとしたとして。

 

それって何になるんでしょうね?

 

そんなに優れたおつむは持ち合わせてないもんで、

正直よくわかんないんすよね。

 

らしくいようがいまいが、そこに僕以外の何かが

介在することなんてないでしょ?

 

何をどうやったって、僕は僕でしかないわけで。

 

僕以上でも僕以下でもない。

 

なのに、らしくいるっていったいどういうことなんでしょうね。

 

政治家が政治家らしくとか、プロのスポーツ選手のらしくとか、

そういうなんとなく社会で共通認識を持てるものは理解できます。

 

学生は学生らしくとかさ。

 

でも自分らしくってねぇ。。。。。

 

らしくないなんて言われてもねぇ。。。。。

 

って言いながら、僕はやっぱり同じように

誰かに対してそんなこと言ったり思ったり

してるという。。。。

 

勝手だね。

 

ただ、

 

いつものように勝手な推測ですけどね、

 

らしくないなーってのが使われるのって、

期待されてたりもするんすよね。

 

それはそれで、光栄なことだったりするわけですよ。

 

結局人と人って、これまでもこれからも、そういうのが

入り混じって出来上がってくんすよね。

 

それが苦しかったり、ありがたかったりしながら、

泣いたり笑ったりして過ごしてくんすよね。

 

だから、

 

僕の期待に応えてくれなくてもいいんです。

 

親の期待に応えられなくてもいいんです。

 

夫や嫁の、兄弟や姉妹の期待に応えられなくてもいいんです。

 

自分が期待した未来じゃなくっても、それでもいいんです。

 

私らしくなんてのもいいんです。

 

それでも、私は私です。

 

そう胸を張れたら、それでいいと思うんです。

 

ずっと先で、

 

自身が心からそう思える『らしさ』ってやつに出会えたとき、

 

ひょっとしたら僕らは永遠を手に入れるのかもしれません。

 

 

 

僕らはいつもひとりぼっち

 

結局最後はひとりぼっち

 

みんなひとりぼっちだからこそ

 

愛というステキなものが生まれる

 

 

 

との

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

LIVE SCHEDULE

Brand new classic
10月20日 @横浜BAYSIS
OPEN 18:30/START 19:00 ¥2500(D別)
Brand new classic / TOYBOX / 亥野マキ / 若森広大(forestone)
TONO:Vo
菅田”がっちゃん”直人:Dr
アンディ:Pf
*ローソンチケット Lコード:71846

 

10月28日 @LIVEBAR2531
OPEN 19:00/START 19:30 ¥3000(D込)
TONO:Vo
荒幡亮平:Pf

 

11月2日 @横浜BAYSIS

OPEN 18:30/START 19:00 ¥2500(D別)
Brand new classic / BeBe / 竜徹日記 / AYA1000RR

*ローソンチケット Lコード:70622


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