君がいた夏の日 | TONOオフィシャルブログ「TONOログ」Powered by Ameba

君がいた夏の日

間もなく夏休みも終わりですね。


TONOログを読んでくれてるパパ、ママ、

おつかれさまでした。笑


覚えていないだけで、そんなに遠くない

過去にもあったのかもしれませんが、

8月の下旬にして10月中旬の気温を

記録しておる東京でございます。


夏の終わりを感じるヒマもないままに、

吉本新喜劇バリの勢いで、玄関から

「秋」が勝手に入ってきた感じです。笑


すぐにきっと、夏が最後の力をふりしぼって

また暑くなるんでしょって思ってたら失敗でした。


マジで衣替えが追い付かない気候でございます。。。。


秋の運動会ってときにも、まだ暑かった気がしないでもないので、

これはちょっと不意を突かれたというよりも、寝こみを襲われたに

近い気分です。笑


8月最後の日曜日、東日本にお住いのみなさんは、

衣替えにお休みを使ったほうがいいかもしれませんね。


あ、


天気予報はまったく知らないので、これは僕の勝手な憶測です!


時間をどう使うかは、きちんとそれぞれに天気予報を

チェックして、くれぐれも自己責任でお願いします^^;




時間といえば、この夏は事故等々により、

鉄道が不通になるということがしばしば。


つい最近も、東急や山手線が止まりました。


ニュース等々で乗客にお詫びをする職員の方々が、

とても印象に残っております。


都市部の脆弱性をまたしても露呈。


なんてことをおっしゃっていたコメンテイターもいらしゃっしゃいましたね。


鉄道は公共交通機関ですから、『公共』と呼ばれるものには

それなりの責務を負っていることは間違いのないこと。


夕方や夜であっても、そこから出勤する人がいるでしょうし、

大事な商談へ向かう途中の人だっていたかもしれません。


でもよくよく考えるとさ、数百円でかなりの距離を

限りなく予測通りに移動出来るって、めちゃめちゃ

すごいことですよね。


テレビの生放送でさえも、時間通りに始まることがない

国が世界にはあったりします。


日本人からすると、とても信じられないことかもしれません。


また適当なこと言ってんでしょーーーー


そう思われても仕方ないくらいなお話ですが、事実です。笑


ほぼほぼ時間通りに運行される日本の鉄道に対する

僕たちの信頼は、いつからかそれが『当たり前』に

なっちゃってるのかも。


とはいえ、整備ミスや点検ミスなんてことが許されるわけではありません。


数百人を乗せて走るわけですから、それはそれは重い責任を

担って業務にあたってもらわねばです。


人はミスをする生き物ですが、誰かのミスによって

人命が奪われるという事態は決して招いてはならない

事故であります。


でもさ、公共交通機関って言っても、

民間企業なわけです。


利益をあげねばなりません。


会社は株主のものなんていうワードが

飛び交う世の中ですからね。


利益を生むということは、サービスの向上ということに直結して、

乗客の利便性を高めようとすると、過密ダイヤが生まれてしまう

ことは必然といえば必然です。


体制や機器のバックアップにも問題はあるのでしょうけど、

職員の方々もそうですが、利用する僕たちにも、『当たり前』

になってしまっている可能性があるこの感覚を、もう一度

見直さなきゃいけないような気がしないでもないんすよね。


提供されて「当たり前」のサービスなんて、

そんなのきっとないはずじゃない?


お金を払ってるから、サービスを受けれて

当然だってことでもないじゃない?


ある意味、多くを求めてしまう僕たちが、自分で

自分の首をしめてるのかもしれないわけです。


もちろん求めた結果として、鉄道を筆頭に

日本のサービスは世界に誇れるものと

なったという一面もあるわけですが、世界に

誇れるようなそのサービスを、当たり前だと

思ってしまう国民性であるのは、ちょっと

残念な気もするんです。


こういうこと言い出したらさ、結局は労働時間や

働き方なんていう根本的なことへと話が進んで

しまうので、全然簡単じゃないんだけどさ。



僕もそんなにたくさんの外国へ訪れたわけではないのだけど、

あくまでも僕が知る限りではって範囲で、日本ぐらい『謝る』国って

なかなかないと思うんですよね。


誤解しないでくださいね。これはそこまで謝らなくても

いいんじゃないかってことが言いたいわけではありません。


素直に非を認めて頭を下げるということは、

僕は個人的にとっても素晴らしいことだと

思っています。


でもね、謝ってる光景をたくさん見てると、

『謝って当たり前』とも、僕たち日本人は

ひょっとしたら思っているのではないかと

思うのですよ。


謝って当然だなんて思っていたら、謝罪を謝罪と

受け止っていなかったりするってことじゃない?


それもどうかなー


なんて思ったりするんすよね。


台風のような天災でも、

「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」

ってアナウンスしてるじゃん。


いつだったか、緊急地震速報の誤報があったときも

ここで書きましたけど、そもそも日本のシステムって

すごいんですよ。


めっちゃ世界に自慢出来ることなんです。


謝る必要がないってことではないし、そういう国民性が

世界に誇れるサービスを生み出した元なんだろうとも

思います。


だからこそ、それをどう受け止めるかという僕たち

利用者の心が、これだけのサービスを生み出した今、

今度は試される時期なのかなと。


当たり前だと感じることが出来るような状態の凄さに、

僕たちはもう一度、感謝することから始めなきゃいけない

ような気がします。



大嫌いなセロリだって、本当に食べるものがなければ

ありがたくおいしくいただくことでしょう。


いらないと思うのは、それがあることに慣れてしまったから、

もしくは、すでに満たされているからです。


「不自由を常に思えば不足なし」


そういえばこれも、よく父に言われました。


僕もおそらく、慣れてしまっていることがたくさんあると思われます。


忘れてはいけないことを忘れるのも

僕たち人間の性かもしれませんが、

たまにでも思い出せればそれで良し。


8月最後の日曜日、アナタにとっての『当たり前』に、

あらためて「ありがとう」って言えたら、今日はいつもと

違うステキな日曜日になるんじゃないかな?^^



今日もTONOログを読んでくれてありがとう。


たくさんのありがとうが生まれる、

ステキな日曜日になることを願っています^^




TONO












P.S.


LIVE SCHEDULE

Brand new classic
9月11日 @LIVEBAR 2531
19時00分開場 19時30分開演 \3000(D込)

TONO(Vo)
荒幡亮平(Pf)


*詳細はツイッターアカウント:@LIVEBAR2531にて。
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