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エカルラート

ついに小保方さんが会見しましたねぇ。


一夜にして世界の非常識を常識に変えた

世紀の大発見の行方ですから、科学とか

そんなものに興味のない人だって、今回の

件に関しては興味のある人が多いのでは

ないかと思われます。


ネットのニュースによると、お昼の『ごきげんよう』が

深夜に変更になるくらいですから。笑


会見の内容の検証なんてものは、科学にド素人の

僕にはまったく出来ませんので、専門家の方々や

ワイドショーにお任せするとして、TONOログ的に

なんとなく気になったことを。



ここでもすんごい勢いで賞賛したSTAP細胞の発見ですので、

論文に関して問題が湧きあがってからは、ずっと書きたかった

話であります。


でもまぁ、やっぱり小保方さんが何かしらの発信をして

からでないとなぁなんて思いながら過ごしておりました。


STAP細胞が本当にあるのか無いのかと、

世間はさんざん騒ぎ立ててましたよね。


もちろんね、論文自体が怪しいとなれば、

そうなることも十分に理解は出来ます。


でもさ、子供が「俺、雪男見た!」なんて話とは

次元が違うじゃない?


だって、世界中が注目するんですもの。


どんなに未熟な研究者といえど、まったくの

でっちあげをねつ造して、世界が注目する

科学誌に発表するなんてことは、その結末を

予想出来ないわけがないと僕は思うのですよ。


かつ、少なくとも僕には、そんなとんでもない結末が

見えていることをする意味を見出すことが出来ません。


将来を棒に振ることがわかっていながら、

わざわざそんなことする研究者なんて

いるんでしょうかね?


だからさ、STAP細胞の存在の有無を小保方さんに

問うなんてことは、すんごいナンセンスなことなんじゃ

ないかと、ずっと思ってたわけ。


科学の世界って、誰かが提唱した理論が

証明されるのに何十年もかかったりする

世界だったりするわけじゃん。


著しい発展と進化を遂げてきた僕たち現代に

生きる人間は、きっと知らず知らずのうちに

とっても『せっかち』な生き物になっちゃってん

だろうね。


どうしてそんなにすぐに答えを欲しがっちゃうのかね。


もちろんさ、僕だって知りたいですよ。


STAP細胞があるのか無いのかね。


でもそれはさ、イコール小保方さんにあるのか

無いのかを聞きたいってのではなくってさ、

あったらいいなぁと思いながら、それで今は

救えない命が救えるようになる日が来るのを

待ちたいってなって話でさ。


みんなもうちょっとゆっくり夢見りゃいいじゃんって

思うんだけどね。


ニュースのコメンテーターなんかもさ、


「この発表によって、治らないと言われてきた自分の

病気が治るかもしれないって喜びを感じた人たちも

きっといると思うので、これははっきりさせていただきたい」


なんてことを、論文に疑惑が出始めた頃に

テレビで言ったりしてるのを聞いたんですけど、

そもそもさ、STAP細胞ってものが仮にきちんと

存在したとしてよ、それが医療の現場で実際に

活躍するのにはまだまだ時間がかかるわけじゃない。


論文の発表があって、いつかひょっとしたら、

病気が治る日がくるかもしれないって希望を

持って暮らせるとしたら、それでじゅうぶんに

ステキなことじゃないのかな?


今年なのか、来年なのか、いったいいつになるのか

はっきりしてください!なんてのは、ちょっと違うくない?


日々研究に勤しんでる研究者の方々は、

1日も早くそんな日が来ることを夢見て

頑張ってんだろうしさ。


なーんかさ、夢ってさ、おぼろげなもんじゃん。


明確だったり、ピンポイントだったりすると、

それは夢じゃなくて目標になるわけでしょ。


一連の報道を見てるとさ、


浪漫がないなぁって思うんすよねー。


科学者の研究なんてのはさ、まさに浪漫でしょ。


そんな浪漫溢れる世界をさ、時間やらなんやらを

実社会の尺度に当てはめて論議すること自体が、

そもそも夢が無さ過ぎて残念な気持ちになります。。。


悪い者探しをすることに時間を費やすくらいなら、

もしこれが本当に現実になったとしたらっていう、

夢が膨らむような話に時間を使えたらいいのになぁ。


その膨らんだ夢が、研究者の方々の

原動力やモチベーションに繋がるんじゃ

ないかと、僕は個人的に思うんですけどね。



最後に記者会見についてひとつ。


「一度論文を撤回して、再度発表する気はないですか?」


ざっくりですけど、こんな質問をされてた記者の方が

いらっしゃいました。


論文を撤回するということは、そもそもこれは

間違いでしたということを意味するので、その

意思はないと小保方さんの返答。


これもざっくりです。笑


そんなことは承知の上での質問かもしれません。


が、


限られた時間、しかも小保方さんが自費で開いた会見とのこと。


どうしても、


今ここでそんな質問するんだ。。。。


感が、個人的には否めませんでした。


科学疎い、僕のような庶民にもわかりやすい

質問を、敢えてしてくれたのかもしれません。


だとしたら、その気持ちはとてもありがたいものです。


しかし、


せっかくの貴重な時間ですから、いつもの

ワイドショーな感じの質問ではなく、会見を

見ていた僕なんかにはちょっとわからない

ような、レベルの高い質問をもっと投げかけ

てくれてもよかったのではないかと。。。


科学と言う浪漫溢れる世界を、興味本位な

庶民の関心事にしてしまうのは、なんだか

ちょっと残念な気がしてなりませんです。


大切なことは、理化学研究所と小保方さんの

争いの行方でも、実験ノートが何冊あるのか

でも、写真が何枚あるのかでもなく、


STAP細胞というものに夢はあるのか?


ではないでしょうか。。。。





追いかければ追いかけるほどに遠ざかる


だから夢って呼ぶのさ


追いつけないかもしれないと思いながらも追いかける


それが浪漫ってやつだ





TONO





P.S.


LIVE SCHEDULE

Brand new classic
4月27日 @LIVEBAR 2531

18時30分開場 19時00分開演 \3000(D込)

*詳細はツイッターアカウント:@LIVEBAR2531にて。

ツイッターのアカウントをお持ちで無い方は、

LIVEBAR2531@gmail.com
 へお問い合わせください。

TONO(Vo)

荒幡亮平(Pf)


エイス

4月30日 渋谷BURROW

18時30分開場 19時00分開演 \2500(D別)

お問い合わせ : 渋谷BURROW 03-5428-8750

TONO(Vo)

荒幡亮平(Pf)

菅田”がっちゃん”直人(Per)