グッバイベーカリー

5月に入りましたが、なんでしょうこの寒さ。。。。

毛布をしまってなくて大正解です。

ただめんどくさかっただけですが。笑

ベッドの壁のほうにくしゃくしゃっと追いやっていた

毛布を引っ張り出して、戦力外から見事に現役復帰。

季節外れではありますが、毛布のありがたさを実感しております。

もう少しの間、この気温が続くようなことを

天気予報で言ってた気がします。

くれぐれも風邪などひかぬよう、お仕事の方も

GW真っ只中の方もお気を付け下さいね。

やっぱりそれなりの理由があるものです。

それがどんな結果であろうとも、そこには

積み重なった、そうなる理由があります。

良い結果ならば、良い結果を生むなりの何かがあるし、

悪い結果には、そのような結末を迎えることになる

何かが存在します。

今日を今までの結果だとするならば、今日という日は

それ相応の理由が積み重なってのこと。

白いものが突然黒になったり、

くすんだものが突然光り輝いたり、

そういうことってなかなか起こり難い。

結末が予想よりも悪ければ、誰かや何かの

せいにしたくなるのが人の性というものでしょう。

それを言い訳にして、その瞬間から別の方向に

軌道修正出来るならそれはそれでよいことだと思います。

でもなかなかというか、残念がら、言い訳にしてしまう人には

そういった素養がないことが多かったりもするんですよねぇ。

あ、

もちろん僕もね。。。^^;

「そうなる前に言えばよかったじゃん。」

とか、

「言ってくれたらなんとかしたのに・・・。」

とか、

後から人は好きなことを言うものです。

だからといって、他人のことをずっと気にしてあげられるほど

現代人はヒマではありませんし、気にしてあげられなかった

ことは責めるべきことでもありません。

ただ、困った当の本人にしてみれば、

今さら・・・・・・・・。

なことがよくあることってのも事実だったりします。

今さらなことを言ってる人も、おそらく本当にそう思ってるんだと思いますし、

後付けでいい人になろうとしてるわけではないと思います。

でもねぇ、

誤解を恐れずに言いますけど、

必要なときに無ければ意味が無いことってたくさんあるんですよね。

どんなに高価な料理も、お腹がいっぱいのときに

すすめられても欲しくならなかったり。

お腹がすいてるときなら、半分に欠けたビスケットでもうれしかったり。

人ってそういう生き物でしょ。

あげたいと思った時と、それを欲しいと思ってる人の

タイミングが合えば最高です。

でもなかなかそれって難しいよね。

お気に入りのパン屋さんだからといって、毎食

そのパン屋さんのパンを食べるわけではありません。

当たり前の話。

そのパン屋さんが、久しぶりに行ったら

カフェに変わってました。

もうあのお気に入りのパンを食べることが出来ないのかと思うと、

残念でしかたありません。

が、

しばらくぶりに行ったということは、きっとそのパン屋さんが

無くっても生きていけるんです。

でも無くなると寂しいよね。

東横線の渋谷駅、下北沢の踏切、最近もそういうことがありました。

無くなると思うと、人が押し寄せシャッターを切る。

無くなっても困らないものに向かってね。

もちろん毎日そこに通い、いつまでもそこにあり続けて欲しいと

願った人だっていることでしょう。

そんな人たちのことを思うと、とても胸が痛みます。

たくさんの思い出が、きっとそこにはあったはずですからね。

でも残念ながら、時代は移ろいます。

たくさんの思い出が詰まったものを壊すことは、

誰だって本望じゃないはず。

でも時の流れに沿って、よりたくさんの人の利便性を考慮し、

時代に見合わないものは淘汰され、より便利なものへと

移り変わってゆきます。

それは人ひとりの力ではどうしようもありません。

署名活動で何万と言う署名を集めたとしても、

淘汰されるものは淘汰され、いつしか誰かの

思い出になり、新しく置き換わった何かに人々は

慣れ親しんでいくのですよ。

アナタが毎日パン屋に通ったとしても、パン屋の

都合で移転したり、無くなったりします。

でもだからといって、大切なことを見落とさないでください。

毎日通っただけ、アナタにとってそのパンが

どれだけ大切なものなのかってことは、必ず

パン屋の店主に届くはずです。

大切なのはそこなんじゃないかな。

無くなるとわかっていても、だからもう仕方ない

じゃなくて、署名することじゃないかな。

この世の中、いつまでも存在するものを数えたほうが早い。

下手すりゃ「山」だって、開発によって無くなっちゃいますからね。

無くなってからでは遅いんですよ。

でもね、大好きだった裏山が、友達と子供の頃に

遊んだ思い出いっぱいの裏山が無くなっちゃうのは、

アナタの愛が足りなかったせいではありません。

大人になってからでも毎日裏山に足を運んでいたとしても、

無くなるにはそれなりの理由があったんです。

決して、アナタのせいではありません。

キレイゴトかもしれませんが、本当に裏山を

愛していたとしたら、その裏山の最後の日に

慌てて写メったりしないような気がしませんか？

学生時代に母親を病気で亡くした友達がね、

あるときテレビドラマを見ながらこんなことを言いました。

愛する人が本当にいなくなったら、こんなに

わんわん泣き叫んだりしないんだよね。

って。

それから長い時間が経ちましたが、僕は今でも

その一言が忘れられません。

それなりの理由があるんです。

その結末が認めたくない結末であればあるほど、

すべてはいつまでもあると思ってはいけない。

いつか必ず、この世から亡くなる日が来ます。

愛するものとの時間、

愛する人との時間、

1分でも1秒でも無駄にしないでください。

その愛を必要としてる人がいます。

少しでもたくさん注いであげてください。

意地を張らず、

素直になって、

アナタの愛を注いであげてください。

それが何より大切な思い出になる日がきっと来ると思います。

写メよりも何よりも、色褪せない思い出になることを願っています。

張りぼての愛を振りかざして

こんなに愛してるのにとアナタは言う

スケスケの優しさをこれ見よがしに

見たことも無い笑顔でアナタは差し出す

そんなの欲しくなかったはずなのに

ありがとうって両手ですくいあげた僕は

弱虫ですか？

TONO

P.S.

LIVE SCHEDULE

TONO with 長代憲治

5月19日　@LIVEBAR 2531

19時開場　19時30分開演　\3000（D込）

Brand new classic
5月25日　@LIVEBAR 2531

19時開場　19時30分開演　\3000（D込）