「で」と「が」に揺れるモラトリアム | TONOオフィシャルブログ「TONOログ」Powered by Ameba

「で」と「が」に揺れるモラトリアム

久しぶりに、これでもかってくらいに降る雨を見ました。笑


よく降りましたねー。


おかげですっかり桜の木も葉っぱが目立つようになりました。


残念だけど仕方ない。。。


そんなこんなで新年度もスタートですね。


入社式の様子がニュースで流れてました。


毎年のことではありますが、とてもとても初々しい姿。


困難と苦労の連続が待ち構えてるわけですが、

入社式に臨んだときの気持ちを忘れずに、会社、

そして社会に貢献していただきたいものです。


僕も見習って頑張らないとな。



初心忘るべからず。


事あるごとに思い出すのに、気付けば忘れてる。。。


大切なことは、忘れてたことを悔いることじゃないよ。


大切なのは、あらためて気づいたことに感謝することです。


誰もが間違うし、迷うし、時には見失います。


そんな状況に陥ったことを悔いるのではなく、

そんな状況に陥ったんだと自覚出来たことに

感謝して、また歩き出せばいいじゃない。


『気付く』というのは、アナタの持つ能力です。


アナタが気付いたことに、万人が同じように

気付くとは限りません。


気付いたということは、アナタに素晴らしい

能力が備わっている証。


失敗したからってうつむかずに、失敗を高々とその手に掲げ、

気付けたことに自信を持って胸をはってくださいね。


そんなアナタなら、きっともう同じ失敗はしないと思いますよ^^


ちなみに何度も同じ失敗をしちゃう人って、失敗を

なんとか無かったことにしちゃおうとしてしまう人だと、

僕はそう思ってます。





こちらの意図が、そのまま純度100%で相手に伝わることって難しいものです。


顔を突き合わせて会話していても、なかなかうまく伝わらないときが

あるのですから、メールやネット上での表現となるとなおさらです。


もちろん多分に漏れず、このTONOログだってそう。


でもさ、それを嘆いてもしょうがない。


正解はあくまでも受け取った人が持つ印象です。


不特定多数の人が閲覧するネット上の表現物なんかは、

もしこちらの意図することとはまったく違う印象を持たれた

としても、訂正なんてしようがありません。


細心の注意を払うということくらいしか出来ないわけです。


それでも、どんなに注意を払っても、

なかなか純度100%は難しい。。。。


どんなに


「えーーーーっ、どうしてそうなっちゃうのーーーーっ!?!?」


ってな感じに受け取られても、そこにはそう

受け取られかねないスキがあったのですよ。


わかってよ。。。。


は、通用しません。


わかるように伝えねばです。


人なんて、基本的に自分の都合の良いように解釈するもの。


表現する人も、それを受け取る人も、みんなそう。


いつでも正しいのは、受け取る側の解釈です。


その人にとって都合の良い解釈が、いつでも正解なんですよ。


そうやって社会は成り立ってるんです。




たとえば製菓メーカーが新しいお菓子を開発し、発表したとします。


とっても貴重な原料をふんだんに使用し、しかも価格を抑え、

社内ではすこぶる評判の良い渾身の新作。


しかしながら、世間の評価はいまひとつ。。。。


となると、それが答えなんですよ。


売ることが最大の目的である製菓メーカーとしては、

売れなければ失敗なわけです。


それがどれだけスゴイ商品なのかをアピールしたところで、

世間は別にスゴイ商品を求めているわけではありません。


食べて美味しいと思えるものが欲しいだけです。


音楽や絵画、文章も同じ。


それがどれだけスゴイ技術であっても、受け取る人の

気持ちが動かなければ何の効果も発揮しません。


だからといって、受け取る人の気持ちが動くものを

目的として作ろうとしても、そんなに容易いことじゃ

ないですし、意外にそういう『あざとさ』って簡単に

見透かされたりするもの。


お菓子でも音楽でも機械でも、どんなことにも

それを創造した『人』が詰まってるのですよ。



話をもとに戻しますね。


限りなく純度100%に近づくには、何よりも

『自分自身』を磨くことじゃないかなぁって。


見透かされてしまうような薄っぺらな心じゃなく、

ぎゅっと詰まった何か。


これがもっと簡単に出来る道具を作れば売れるんじゃない?


じゃなくて、


これがもっと簡単に出来るようになれば、

きっとみんな嬉しいんじゃないかな?


です。


そういう気持ちはきっと伝わる。


思い出してみてよ、『初心』ってやつ。


今思えば恥ずかしいくらいの気持ちだったんじゃない?


時を重ねるごとに余計なことをたくさん覚えちゃって、

いつのまにかどんどん道がそれてっちゃう。


お給料だってもらえるだけでありがたかったのに、

いつしか暮らすのに必要な金額を計算しちゃってる。


別に悪いことじゃないよ。


それが普通なのかも。


幸せのカタチは時と共に変わったっていいんですから。


でもね、あのときに望んでた未来は、

あのときの気持ちの先にしかないんじゃない?


やっぱりそれが欲しいのなら、振り出しに戻っちゃってもいいじゃん。


アナタが探してる未来がどこにあるのかは、

アナタが一番わかってるはずでしょ。


誤魔化せば誤魔化すほど、


気付かないフリして追えば追うほど、


残念ながら遠ざかる。。。。


もう遅いなんて、誰がそんなこと言ってんだ?


遅いの上等じゃないか。


決めるのはアナタ自身。


失敗しても胸をはれる明日であることを、心から願ってます。





「これでいい」は負け惜しみじゃない


ニセモノはいらない


だから言い換えなきゃ


これでいいじゃない


僕は


これがいい




TONO





P.S.


亮平のスケジュールをいただけたので、

急ですが9日に唄います。


お時間あればぜひ聴きに来てください!



LIVE SCHEDULE


4月9日 @LIVEBAR 2531

19時開場 19時30分開演 \3000(D込)


4月26日 @LIVEBAR2531

20時開場 20時30分開演 \3000(D込)