青い星 無重力が夢の跡 | TONOオフィシャルブログ「TONOログ」Powered by Ameba

青い星 無重力が夢の跡

本日は勤労感謝の日ということで、

世間は3連休に突入でございます。


初日が終わりましたが、みなさんいかがお過ごしですか?


お休みの人、お仕事の人、それはそれは様々だと思いますが、

それぞれがそれぞれに過ごしているその時間には必ず意味が

あるのだと僕は思うのです。


今そうやって過ごすことの意味をもっと噛みしめながら、

お仕事にしろお休みにしろ、ぜひとも有意義な週末をっ。


何よりも、感謝の気持ちを忘れずにね^^




なかなか耳触りの良いニュースが少ない日々です。


経済問題、戦争、昨日は立てこもり事件。。。


録画しているニュースの再生をためらってしまうような

昨今ではありますが、そんな中で、先日の星出さんが

国際宇宙ステーションから地球に帰還したニュースは、

個人的にとっても明るい気分になれたニュースでした。


『宇宙飛行士』


なんとかっこいい、そして夢のある職業なんでしょう。


色んな意見があるとは思いますが、少なくとも男子の

一部にはこの気持ちを共有出来る仲間がいるはずです^^;


僕は子供の頃に宇宙に憧れた男子のうちのひとり。


宇宙の図鑑とかが大好きで、星座早見表を片手に

夜になると空を見上げた少年時代でした。


ので、そういうのにあんまり関心が無い人たちを

「へぇ~」って思わせるくらいの知識はあります。笑


あくまでも、


『子供の頃の図鑑』レベルですが。。。^^;




そう簡単には垣間見ることが出来そうにない世界に、

僕らは惹かれ、興味を抱くものです。


星はなぜにあんな遠くで光りながら浮いていられるのか?


子供の図鑑にも、「○○光年」っていう、光が何年も

かかってやっと到着出来る距離だと書いてありました。


もちろん地球も浮いてるのですが、自分が今存在している

地球という星が浮いているということには現実味がありません

でしたからね。笑


それが今では民間の会社が宇宙旅行を

企画し、販売するような時代です。


ほんとに映画の世界のような、誰もが当たり前のように

宇宙へ行ける時代がこの先にやって来るとしたら、僕が

子供の頃に抱いた興味は薄らいでいくのかもね。


同じ地球上とはいえ、テレビや本で見るエジプトの

ピラミッドなんかも、子供の頃には遠い遠い存在。


それが大人になって、お金さえきちんと払えば、

いつでも目の前で見ることが出来るということが

頭で理解出来ていると、見てみたいことには何も

変わりがないにもかかわらず、そのうち機会があれば・・・

ってことになってしまってます。


毎度のことながら、人って勝手な生き物ですよね。笑




星出さんが宇宙に旅立つ前、テレビで宇宙飛行士の

訓練の様子が特集されてました。


医大生もびっくりな感じの分厚いテキストに、

とてもとても厳しい肉体的訓練。


当たり前のことですが、もちろんすべて英語です。


テレビを見ているだけで、耳から煙が出てきそうな

宇宙飛行士の訓練でした^^;


『年』という単位でそれらの訓練を続け、ようやく

宇宙飛行士は宇宙へ旅立ちます。


そしてそれは命懸け。


スペースシャトルの打ち上げ失敗なんていう事故もありましたし。。。


決して命の保証があるわけではない世界。


それでもそこに憧れ、夢を見て、大変な訓練を

積み上げていく宇宙飛行士というお仕事。


かっこいいなんていうありふれた言葉で表現しては

いけないのではないかという疑問すら抱いてしまう

世界ですが、庶民の僕にはかっこいいという言葉

しか残念ながら出てきません。。。^^;




国際宇宙ステーションを離れ大気圏に突入し、

帰還カプセルから救援チームのスタッフに

抱えられて降りてきた星出さんが、テレビの

インタビューに笑顔で応じていました。



「ゆっくり休んで、重力に慣れたいと思います。」








かっこよかーーーーーーーーっ!!!!!!!!







僕、生まれてこのかた重力しか感じてませんけど?笑


重力さえ無ければこの体重計の数値も・・・。


なんていう女子のみなさんも多いのでは?笑




地球に戻った瞬間、星出さんは自分の体の重みを

おそらくズシーンと感じたんでしょうね。


ある意味、そこで感じる重みというものが、

僕たち地球人が生きている証でもあるわけです。


命の重みと言っても過言でないかもしれません。


ダイエットに勤しむ女子のみなさん、

体重計の示すその数値は、その数値以上の

価値があるのだということです。


ま、なかなかそうは思えないと思いますが。。。。笑



僕はいつしか宇宙へ行くなんてことが頭から

無くなってしまったわけですが、大きな夢を抱く

ということ自体が難しいと叫ばれる現在の社会、

この社会が宇宙飛行士になりたいというような

大きな夢を抱く子供たちで溢れるような社会へ

変化していくことを、切に切に願うばかりです。




蘇る記憶は美しく そして時に哀しかった


でも哀しいのは大人になったからなんかじゃない


アナタひとりを抱きしめることで


僕の両手はもういっぱいなんです


この両手がずっとふさがったままでもいい


そう思えたあの日


美しく 時に哀しかった記憶は


セピアに染まり 思い出になった


アナタがいれば


未来は美しく 温かい




3連休もお仕事のみなさん、社会がお休みの日に

お仕事をされてるみなさんは、夢の種を蒔くことに

選ばれたみなさんです。


老若男女問わず、アナタが蒔いた笑顔の種は、

いつかきっと大きな夢の花を咲かせることでしょう。


そんな重要な任務に就いているということを忘れずに、

ぜひとも笑顔でがんばって!



では、みんなそれぞれに笑顔でステキな週末をお過ごしください^^




TONO