声に魅せられた少年 | TONOオフィシャルブログ「TONOログ」Powered by Ameba

声に魅せられた少年

衆議院解散


ついにこの日がやってきました。


TONOログとしては、スルー出来ない出来事です。笑


先日行われた安倍自民党総裁と野田首相の党首討論。


今週解散をしてもいいと思っている。

そのかわり、国民の前で約束をしてほしい。


野田首相は安倍自民党総裁にこう迫り、1票の格差の是正と

衆議院定数削減の確約を求めました。


予期せぬ展開に驚きを隠せない安倍総裁と、

なかなかの迫力だった野田首相が印象に残っています。


いつものことですが、僕はここでどの党が良いとかいう

個人的な考えを語るつもりはまったくありません。


それはこれを読んでくれてるみなさんそれぞれが、

これから展開される選挙戦の中でそれぞれに感じたことを

投票というカタチで示すしかないですからね。



1票の格差については以前ここでも書いたので、

お時間があれば読んでみてください。


リンクを貼っておきますので。

http://ameblo.jp/tono-11/entry-11268423390.html



衆議院定数削減というのは、衆議院議員の数を

減らしましょうってことです。


ひとつ前のTONOログ風に例えると、

必ず誰かが『クビ』になるということ。


以前から叫ばれていたことですが、国民に負担を

お願いするばかりでなかなか自らの身を切る覚悟が

出来なかった国会ですから、これを国会という国民が

見ている前で確約したことは、少なくとも評価に値する

ことではないかと個人的には思います。


きっとエンターテイメントと呼ばれる世界では

共通することだと思いますが、歌を唄っていると、

まずは自分が楽しくなければ観客を楽しませる

ことなんて出来ない。なんて言われます。


そうだよなと思ったり、自分の気分なんかまったく関係なく、

観客をいついかなる時も楽しませることが出来るのが、

プロフェッショナルということではないのかと思ったり。


答は見つかりません。


ただ僕の場合、


今のところ唄っているときはいつでも楽しいです^^


肋骨が折れてる時もあったりしましたが、

唄ってるときは忘れてたりするんで^^;


でも国会議員となると、そうもいかないでしょう。


国家国民のために働いていただくわけですからね。


解散を機に、野田首相率いる民主党からは

離党者が相次いでいます。


中にはライバル(と表現してもいいのかな?^^;)である

自民党に鞍替えする議員も。。。。


色々考えた末の結論なんだとは思いますよ。


政治理念とか、そういうものを一番大切にした

結果なんだとは思いますよ。


でもねぇ、


そういうのって、国民の理解を得られるのか甚だ疑問です。


節操が無いと言われても仕方ない気がしてなりません。。。




何事も『気分』ってのは大変重要なキーワードです。


「○○な気がする」


ってやつ。


うまくいきそうな気がする。


そう思えたら、結果はともかく自信を持って進めるでしょ?


人なんてそんなものです。


負けそうな気がする。


逆パターンですが、こんな気分に覆われてしまうと、

どんなに実力的に優位な立場にいたとしても、存分に

実力を発揮出来なかったりするもの。


気分ってほんとに重要です。


たとえば為替や株価。


相場が上がったり下がったりすることには、もちろん

ある程度の理由や根拠はあります。


しかしながら、本当に一定のルールや根拠に基づいて

上がったり下がったりしているのであるとするならば、

誰も損をしたりするはずがありませんよね。


色んな要素を取り除いていったときに残るのは、

結局『気分』しかないのです。


上がる気がすると思った人が多いのか、

下がる気がすると思った人が多いのか。


その気分が相場を動かしているわけです。


何が言いたいのかというと、国会議員、とりわけ

国の舵を取ることになる総理大臣という職責に

つく人物に一番求められることは、


『なんか良くなる気がする』


と、国民に思わせること。


そんな気分にさせるビジョンを描けるかどうかってことです。


いっこうに暮らしっぷりが良くならない状況にいら立ちを隠せず、

政権交代が実現すれば、なんか良くなるような気分にさせて

くれたのが民主党でした。


その後様々な困難にぶつかり、国民が納得出来るような

成果を上げられなかった事実は否めませんが。。。


改革には痛みが伴うから、もうしばらく辛抱してくれと

言ったのが小泉元総理。


もうしばらく辛抱すれば、きっと良くなるんだという

気分にさせてくれたわけです。


リーダーに必要なことはそういうこと。


結果が伴わなければ愛想を尽かされますが、

能力のある人間であれば、その人ひとりで

一国を左右出来るのかと言えば、そんなのは

そもそも無理なお話。


昔々なら別かもしれませんが。。。。


気分や空気感を追い風にして、色んなことに

切り込んでいかなければならないのですよ。


そういう意味で、国民ひとりひとりの協力は不可欠。


こいつに任せて大丈夫なのか?


みんながそう思った瞬間から、どんなに素晴らしい

作戦もうまくいかずに終了してしまうのです。


自分の暮らしが足元から揺らいでいるような

現在の日本の経済状況では、自分の生活を筆頭に、

我が身のことで精一杯になってしまうことは

ある意味仕方のないことかもしれません。


でも、


それも踏まえつつ、


日本にどんな国であって欲しいのか?


子供たちにどんな日本の未来を見せたいのか?


そんなことを考える責務が投票権を持つ僕たち

大人にはあるのだということも、大切なこととして

考えなくちゃだよね。


12月16日に投開票とのこと。


ぜひその考えた結果を、アナタの1票として投じてください。




この唄声で


アナタが直面する難題を解決することは出来ません


この唄声で


アナタの未来を薔薇色にするとは約束出来ません


この唄声で


明日もアナタが素晴らしい1日を過ごせることを保証は出来ません


でもこの唄声で


難題に立ち向かう勇気をもってくれたなら


薔薇色に変えようという1歩を踏み出してくれたなら


誰かに優しくなれる1日を過ごしてくれたなら


なんてステキなことだろう


きっと見つけられるような気がしてる


いつも背中を押してくれるアナタがいるから


笑顔で見つめてくれるアナタがいるから


いつか見つけられそうな気がしてる


そんな力を秘めた唄声を


優しい


優しい


唄声を




との