先日 恩師である 神前神楽舞の 大先生が 御逝去なさいました。


何年ぶりに お目にかかるのでしょうか。


101歳の 大往生ではありますけれど 神の道 一筋に 全国


各地に 赴かれ 厳しいご指導 やさしいまなざし
 

そして いつも きぜんとしたお姿で ご指導 下さいました。


晩年の お弟子さんの お話に依りますと 


暖かい お心遣いの 言葉かけは 変わらず、


大先生を いつまでも お慕い申し上げる言葉を


弟子の立場から 掛けると 


大先生は こう おっしゃったそうです。


”あなたね! もうこんな歳になってまで 未だ 質問なさるのですか?”と


そして、こうも話されたそうです。


”もう 御自分のことを 信じて 安心して 前に進みなさい!


 もう 十分に お教えしましたわ! ”と


御高齢にも 関わらず、励ましの中に あたたかい母のような


愛情を 感じました。


 又、お弟子さんの 結婚式の スピーチを なさった時は


”実の娘を この腕から もぎ取られたような 想いで


ございます。”と 当時を そう振り返って 新郎に当たる神職は


偲ぶ会で 語られました。


 生涯 現役で 神前神楽舞 一筋に活躍なさったからこそ


その 御遺徳は 各地の 神職 巫女 神楽舞を学んだ方々


 舞を通じて出逢った方へ 引き継がれ 


そして さらには 神々様達からも 見守られ 


旅立たれたような 気が致します。


”舞は 楽しく ま~るで 神々と 遊ぶように”と


伺ったことが ございます。


 大先生の お気持ちを 胸に 改めて 舞と出会えたことへの


感謝のこころが 湧きました。


そして 普段の姿勢 以上に 頭上から 一筋の 針金が


ピ~ンと 張り こんな雰囲気の 中で 先輩巫女や


先生達に 育てられた自分に 幸せを 感じました。


偲ぶ会は 懐かしい方々の 再会と共に 当時の 昭和の時代を


真っ直ぐ 歩んで来れた 感謝の会と 思いました。


この席に 招かれたことに こころから 感謝いたします。


 皆さんにも すてきな 出会い 思い出されたでしょうか?


時に 若かった時や 無我夢中で 挑戦したことなどを


振り返って 見るのは いかがでしょうか。

 
本日も しまいまで ご覧下さり ありがとう


ございました。


 それでは ごきげんよう!  (*^^)v