霜月と呼ばれる11月は 神社に参拝される子供たちが 沢山 集まります


いつからでしょうか? 七五三詣では 子供たちが着飾り あちらこちらで 鈴の音・・


シャン シャンと 鳴り渡ります。


私がご奉仕させていただいた時代は あまりの華やかさに


ファッションショーを連想するようなきらびやかさでしたね。


 和装や洋装はもちろんの事 中には 舞踏会のドレスを


身にまとっていたり 5月の節句のように 兜をかぶった 兄弟もいました。


ちいさな手で はじめて受け取る 玉ぐし( ご神前に祈念をこめてお供えする


榊の枝葉 )をふしぎそうに ながめていましたね


祭典はナガ~イ 列になることもありますれど おさがりに頂いた 千歳あめ


の味は 忘れられないでしょう。 待った甲斐がありました。


紅白の ナガ~イあめには 子供の長寿を願い 成長するようにとの


意味もあるようです。

 
 そして 縁起の良い 紅白の祝いの色で作られています。子供だけではなく


今時期でしたら大人も手にすることが出来るかもしれません。


七五三って 子供たちにとってどういういみがあるのでしょうか


3歳で髪置き (髪を伸ばし) ・ 5歳で袴着 (袴を身に着け) ・七歳では


帯解き(着物を身に着けて丸帯を締め 大人の装いをする) 


※ 地方によってもさまざまですけれど・・・


子供にとっては晴れの祝いの出来事です。


はじめて 化粧をしてもらう子供も 多いでしょう。


 旧暦の11月は まさに実りの秋です。


このころ 収穫された作物を 神々に感謝すると共に 大切な子供たちの


成長を祈念して 末永く 続いている日本の 行事ですね。 


神社は森に囲まれたところが多いので 


寒さに気を付けて参られるとよいでしょう。


今日も ご訪問くださって ありがとうございました! ごきげんよう。



神様と社に癒されて  元巫女・鈴 の 徒然日記-紅葉