お花に癒される〜
さて、不妊治療に終わりを告げ
養子縁組にシフトし出して
すぐに私は悩む事となった
養子縁組には
1番重要と言っても過言ではない
お約束事がある。
それは、
どんな子供でも
受け入れること
健康な子供も障害を持った子供も
色んな背景を抱えた子供がいるけど
どんな子供であっても全て受け入れる
覚悟が必要だという事
私はまず
ここでつまずいた
とある斡旋団体の説明会に参加した時は
先天性のものと後天的なもので
子供の4人に1人が何かしらの
障害を抱えているという事であった
障害を抱えている子供とご縁が結ばれる
ケースがある事を知っていはいたが
自分の子供に置き換えるとイマイチ
ピンと来ないというか
障害を抱える子供の子育てが
想像出来なかった
障害と言っても多岐に渡り
ダウン症や、四肢の一部が欠損している
場合や自閉症、発達障害など様々であり
寝たきりでない限り育ててもらう事がある
という事を聞いて心がドキドキした
正直な所、障害を抱えているよりは
障害を抱えていない子供の方が育てやすい
のでは?と感じてはいるし
周りに障害がある子供を育てている家族が
いない為、育ててみないと分からないのだ
でも、
育ててみてからやっぱりダメでしたとは
無責任すぎて言えないし、かと言って
覚悟出来たとは言えない状態で
養子縁組に登録するわけにはいかない
今は障害を持った子供を社会で育てやすい
ように、福祉が充実しているという話も
聞いたけど・・・
どんな子供でも受け入れるって事は
私の心にずっしりと重くのしかかっていた
その重みは命の重みなのであろうか
血が繋がっていない子供であっても
子育てしたいと思っていたのに
血が繋がっていれば障害を持った子供でも
育てていく覚悟が生まれるのであろうか?
血が繋がっていない場合でも
私は障害がある子供をしっかりと
育てていく事ができるのか・・・?
真剣に考えれば考えるほど
自信が無くなっていき、血の繋がりを
意識している自分が垣間見え嫌になった
自分の中でどんな子供でも育てるという
軸が、ブレブレだという事を
思い知らされたのであった
養子縁組について
もう少し自分の気持ちを整理して
もっと現場の話を聞きに行かなければ
ダメだと・・・
この時初めて養子縁組について
本気になって考え出したのかもしれない