山梨県身延に夫と二人旅してきました。
今回のメインは木喰の里微笑館と身延山&久遠寺です。
毎度、私の行きたい所に夫を巻き込む旅となっておりますww
本栖湖の千円札富士山。
見ていただけました?
サイコーな富士山日和の二日間でした。
木喰の里 微笑館
車がやっと一台通れるような山道を登った集落にありました
木喰さんの像がお出迎えしてくれました。
地域の作家さんの作品が沢山展示されています。
受付をすると、木喰さんのビデオを見せてくださいます。
お茶を頂きながら、とってもアットホーム。
図録や色々な資料も手に取って見れます。
熱心に解説もしてくださいました。
館内は撮影禁止です。
仏像はレプリカばかりで、実物は観音様一体だけでした。
現役で拝まれているようですね。
仏様にとっては、なにより幸せな事だと思います
目黒の日本民藝館に三体あるそうなので、
また見に行ってきます。
近かったww
直筆の書や歌、遺書というのか亡くなる前に書いた手紙、
持ち歩いていた木箱などなど、貴重な展示物はされていますので、木喰ファンは訪れてみてはいかがでしょうか。
みうらじゅんさんも来てましたよww
大好き地獄絵!嬉しいな
右端に奪衣婆さんが目立っているぅ
木喰仏は葬頭河婆(そうずかのばば)となってます=奪衣婆さん
私の図録撮ってみたww
おっぱいがイイっね♪
木喰さんは旅をしながら拾ったような木で仏像を彫りまくっては、
人々に惜しげもなくあげていたようです。
子供が仏像をソリにして引きずって遊んだり、
水に浮かべたり、おんぶしたり。
仏様のお顔は擦り減ってのっぺらぼうに。
木喰さんが優しい笑顔の仏様そのものだったのでしょうね。
独自の仏。我流の仏像。
そこいらの木に命を吹き込んだ木喰さん。
80歳になってから千体仏を彫りはじめて90歳で満願だそうです。
木の実を食べ2万キロの旅。
仏像はツルツルと丸く仕上げてあって、とても丁寧な作品です。
いったいどうやって…人間技とは思えません。
でも、やった人。
私は木喰さんが仏像を彫りはじめた時よりは、まだ若い。
仏像彫刻の基本は絶対に覚えたいんです。
昔から脈々と続く彫り方ですから。
そこにもとても魅力を感じています。
私にはどんな仏様が彫り出せるんだろう…
木喰さんの生まれ故郷で夢の膨らむワタクシなのでした。
遥々来て良かったと心から思いました。
巻き込まれた夫は木喰仏の顔真似をしたり、
嬉しそうに木喰バッチを買っていました
さて…
二日目ですが。。。。
厳しい修行をする羽目になりましたアハハ
つづく