皆様こんにちは。

梅雨明けしてないとは思えない、爽やかな暑さの山形です晴れ

 

7月末で、小学校1年生のMちゃんが

教室を卒業することになりましたしょぼん

 

いつも明るく、ご挨拶が上手で、

楽譜を読むのは苦手でしたがリズムを掴むのが早く、

とってもイメージの豊かな、ガンバリ屋さんのMちゃん。

 

挫折感や残念な気持ちのままお別れしたくない!と思い、

『卒業式』を行いました祝日

 

当日は終了10分前からお母様の前で『卒業発表会』ドキドキ

プログラムは当日のレッスンの中で

Mちゃんと一緒に考えました。

、Mちゃんひとりでのピアノ、私とのアンサンブル

がんばって演奏しましたよ音譜

お母様には前の週からお伝えしたのですが、

ビデオを撮影してくださいましたラブ

 

最後は卒業証書の授与と記念品の贈呈クラッカー

(写真撮るの、忘れたーーーーーーーーー!!!ガーン)

この半年とちょっとの間に読めるようになった音と、

弾けるようになった曲の数(数えたら32曲もありました!)を

記した記念の証書です。

記念品は、ピアノや音符柄の可愛い鉛筆、

Mちゃんに似合いそうなキラキラの髪ゴムなどドキドキ

 

レッスンの後にはお母様と色々思い出話をしたり、

途中で終わってしまった本が弾けるようになったら連絡してね!という約束をしたり

楽しく、ほんわかした気持ちで最後の時間を過ごすことができました。

 

 

しかし、Mちゃんの退会は

私にとって反省するところがとても大きい出来事となりました。

※ここから長く、暑苦しくなります…ご興味のある方だけお読みくださいませあせるあせる

 

自分から「ピアノを習いたい」と言い始めたそうで、

入学前から楽しく頑張っていたMちゃんでしたが、

慣れない学校生活、初めての勉強や宿題と新しい友達、

ピアノを頑張りたい気持ちと遊びたい気持ちと

実際に宿題をやるペースとの間に

大きな隔たりができてしまい、

お母様に怒られながら泣く泣くがんばったこともあったそう。

とっても厳しい先生の元でピアノを習っていた経験のあるお母様は

「なんとしても宿題はこなさせなければ」と

一生懸命いつもがんばってくださったのですが、

その結果、おそらくMちゃんに笑顔になれない瞬間が増え、

戸惑いや複雑な思いを抱えてしまったのだそうです。

 

今回の退会は、お母さんのフォローとサポートを

私がしっかりできていれば防げたのでは、と猛省しています。

 

もっともっと、お母様に寄り添っていれば。

コミュニケーションを多く取って、お母様に安心していただいていれば。

私の方針はお母様のご経験なさった先生と違う、と

きちんとお伝えしてご理解いただいていれば。

そう、思います。

 

 

もちろん、言われなくてもきちんと練習をしてレッスンに臨めれば一番いいのですが、

そういう生徒さんばかりではありませんあせる

私も昔はそうでした(笑)

(ピアノの椅子の向きを90°変えるとTVが見えました。そこで飽きるとファミ○ンばかりやっていました。)

 

加えて、今のお子さんは、

塾に習い事に宿題に…とても忙しそうです。

その中で、「学校以外にもなにかを学びたい」その意欲があるだけで

私は花丸100点だと思うし、それが音楽であり、ピアノであり、

ご縁があって私のところに来てくれていることが

とても嬉しく思うのです。

だから、練習が思うようにできなくても、

レッスンの時しか弾く時間がとれなくても、

すぐに辞めずに、続けて欲しいと伝えようと思います。

 

頭を切り替えて集中すること。

レッスンで1つ、新しいことを学ぶこと本

新しい音を感じたり、弾いたりできるようになること。

ただ一緒に奏でてみること。

それがリフレッシュになったり、1週間の中の楽しみになったり、

自分やお母様が思うよりもずっと、継続は糧になります。

 

ピアノを習わせている子のお母様へ。

怒ったり嫌味を言ったりの憎まれ役は、どうぞ私へお任せください!

そしてどうぞ、今日もピアノを楽しんできたお子様を

たくさん褒めて褒めて褒めてください!

困ったり、戸惑ったり、或いは心のはけ口が見つからない時は

いつでも私へご相談ください!

 

私は音楽を通じて、

お母様とタッグを組んでお子様を育てていきたいんだな、と

痛感する、Mちゃんの卒業でした。