感動をありがとう。WBC | とんきちのブログ

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ブログテーマは野球としたが、もっと大きなジャンルだと思うが、今回のWBCは皆に感動を与えたと思う。


最後に大谷翔平とエンゼルスで同僚のレジェンド最強バッターのトラウトとの対戦で締めくくるなんて、漫画の原稿案書いたら没をくらいそうなくらいの夢物語だ。それが現実で起こるなんて。


今回MVPは大谷翔平が受賞し異論はないが、栗山監督でも良かったし、吉田正尚もよかったし、ダルビッシュでも良かった。

吉田正尚の活躍はWBC記録の13打点と凄かった。ダルビッシュは登板成績だけで見ると、圧倒的に良かったという事はないのだが、日本チームの精神的大黒柱としての存在感は大きかった。


高木豊とのYouTubeチャンネルでの対談で色んな話を聞いて、そんなところまで考えてやってたのかと脱毛した。いや脱帽した。


後輩たちを連れての食事会でも、何をどのように食べているか、食事や体についてどんな考え方をしているかなど観察しながら食べていたようだ。

そしてアドバイスを求められた時に、本人に一番合ったアドバイスができるようにとのことらしい。完全に引率の先生やんけwと感心した。


自分の考えを押し付けてくるんじゃなく、求められたら最適な答えをアドバイスするというスタンスが求心力を高めているんだろう。


大谷翔平にしても、持って生まれたフィジカル面のアドバンテージと天性で活躍していると思っている人もいるだろうが、ダルビッシュ同様に人以上の探究心と努力と摂生があるからこそ、ここまでなっているのだと思う。


体つきはムキムキになってはいるが、野球に必要な筋肉、怪我をしないための筋肉しかつけていない。


多分今回のメンバー達も大谷翔平って9割天性やろって思っていた選手もいただろうが、一緒にチームメイトになり、そのストイックさを目の当たりにして今まで以上に凄いなと実感したんじゃなかろうか。


またヌートバーも間違いなくWBC金メダルの立役者だ。

最初ヌートバーが代表入りすると聞いて、何で?日系で日本からだったらWBCに出やすいから?とか理由がわからなかったのだが、母親が日本人で小さい頃に高校日本代表選手たちがホームステイし代表メンバーとも交流があったとのこと。それ以来日本代表になってWBCに出場したいという想いが募っていたという事を映像で見て代表に選ばれているのを納得したし、初戦初球から打っていくアグレッシブさと守備での超ファインプレーで日本国民のハートを鷲掴みにした。


そして栗山監督。選手の時の実績ははっきり言ってそれほどじゃなかった人が、これだけ選手達に慕われ尊敬されているってのも珍しい。

チームの作り方、まとめ方、成果の出し方、選手との信頼関係、こんなリーダーになってみたいと思わせる監督であった。


感動をありがとう。