一昨年は48億、昨年は72億の赤字を出している。
今年の業績予想は売上が伸びるという前提でのV字回復宣言をしていたが、ちゃんちゃらオカシイ。
言っちゃ悪いが、ここの家具屋姫はあまりにも現状分析ができていない。
業績不振の理由を親娘ゲンカ騒動によるブラインドイメージの毀損という事をあげているが、それは数年前の話だ。
明らかに会社の経営政策が間違っている。
誰に売るのか?というマーケティング戦略で最も重要なところが間違っている。
イケアやニトリのようなコストダウンを基盤にした会社でもないのにそっちの価格帯によっていってどうする?
大塚家具の経営についてこうすれば良かったという正解はないだろうが、私の考えはこうだ。
3年前にすべきだった事は企業のダウンサイジングだっただろう。
1店舗あたりを満遍なく小さくするのではなくやめる店と強化する店を明確にし売れる店に経営資源を集中させる。
価格帯はそれまでを維持、もしくは逆にアップだ。
あと経営者としてやるべき事は異業種とのコラボなど新たなオーダー経路の開発だろう。
従来どおりのやり方だけではダメだということで社長復帰し手腕をふるったつもりだろうが、今のところやった事全て的を外している。
しかし反省はしない。
常に根拠がないのに前向きな業績予想だ。
普通のサラリーマン上がりの社長ならとっくの昔にクビになっているだろうが、家具屋姫はい続ける。
なんかうちの会社を見ているようで、怒りさえ湧いてくる。
こういうポジションの経営トップの辞めさせ方知ってる人いたら教えてケロ。