食品偽装のホテルの対応もそうだったが、
何かトラブルが起こってからの対応次第で印象が大きく変わる。
今回の猪瀬都知事の5000万円借金の件での都知事の対応、
インタビューの受け答えは、諸ホテルの対応以下であった。
明らかに狼狽していたし、つじつまの合わぬことばかりであった。
普段は強気で、時には強引に議論を打ち切るタイプの都知事が、
なんとも情けない言い訳と取り繕い、ごまかしに終始している
ような印象を受けたし、あまりの狼狽ぶりに違和感さえ覚えるほどであった。
普段から個人的な親交もない人から個人的に5000万円も
貸してもらえて返済期限が明確にされていない。
借用書があるというようなことを言っているが、もしそれが
捏造したもので証明しようとしたことがわかったものなら
彼の政治生命は確実に終わるだろう。
では、今回の件はどうするのがベターであったのだろうか?
この結論は一つではない。
事態の進行とともにベスト対応は刻々と変化する。
対応A案が当初想定したベストな対応だったとしても、
時が経過し、状況が変われば、A案はベターではなく
最悪の対応ともなりかねない。
それくらい難しいものだ。
まあ、今回は政治資金規正法に抵触しかねない、紛らわしい
行為をして申し訳ありませんでした。これから襟を正して
誤解や疑念を持たれることのないようガラス張りの政治活動を
行ってまいります。
ってなとこが落としどころだったと思うが いかがだろうか