世界文化遺産の白川郷を有し、その中心となる合掌造りの集落群をはじめとする、日本の原風景というべき懐かしい景色が魅力の村の岐阜県白山村と石川県白川市を横断する、ウルトラマラソンとして日本有数の過酷さと絶景を備えた大会の、第5回白山白川郷ウルトラマラソンの70キロの部に、一昨日、予定通り、出場してきました。

 

今大会は、今年、大会の舞台である、日本三名山の白山開山1300年、また、白山白川郷ホワイトロードが、開通40周年記念という大きな節目の年であることから、コースがリニューアルされ、僕が走った70キロの部は、昨年までは、50キロの距離だったのが、より過酷なコースに一新。

 

 

 

昨年までは、特にこの距離の完走率は、99.07%~97.40%だったものが、今年の完走率(速報値)では、56.10%と大幅に下がったのだけれど、僕も、自分にとって、余りにもコースがきつくて、自分なりに、時間を見つけて、店の合間、練習をかなり重ねましたが、60キロまでしかたどり着けず、生まれて初めて、救護車に乗る結果となりました。

 

ただ、朝5時スタートして、程なくして、白川郷を気持ちよく走れたこと、また、個人的に目標だった、スタート地点から20キロまで、高低差1000mの白山の頂上まで行けて、そこから下り、70キロの部のコース上の唯一の関門の32.5キロの白山林道石川管理事務所もクリヤーできたことは、この記念すべき年に、自分としてもかなり無謀なチャレンジだと思っていたので、とても清々しい心持ちでおります。

 

僕は、市民ランナーとして、ここが、ゴール地点ではありませんので、後半のコース途中で、身体へのダメージがとても大きく感じ、これ以上、頑張りすぎると、大きなケガを負う危険性を感じましたので潔く、最後まで無理をすることを諦めました。

 

なので、4年前の第1回柴又100Kの60キロの部を完走して以来、その時も同様、今回もウルトラマラソンは、当面、再び封印することにします。

 

ただ、この秋のマラソン大会の口開けで、洗礼を浴びましたが、いつもながらの足の指へのダメージも、1週間くらい安静にしていれば、回復可能だと思いますので、いつものように、様子を見ながら、何より店の営業を最優先しつつ、これからも、楽しく走り続けたいと思っております!