前の週は、長野マラソンに出場していたこともあり、今週末は、より忙しく、店の営業に専念していたため、ブログの更新ができず、失礼しました。

 

なお、先週の金曜日に、後楽園ホールでの、三迫ジム一門会で行われた、椎野大輝選手&福本雄基選手・引退式にの会場に、足を運びました。

 

まずは、この日の試合結果。

 

2017年4月21日(金)  後楽園ホール
三迫ジム一門会

 

~Sライト級8回戦~
×永田 大士(三迫)
7R 1分42秒 TKO
○デスティノ・ジャパン

 

 

メインイベントの永田選手は、壮絶な打ち合いの末、三迫陣営がこれ以上のダメージは危険と判断し、タオル投入によるTKO負けでした。


しかし素晴らしいエキサイティングな試合、惜しみ無い拍手と労いの声が多く見受けられました。

 

~Sフェザー級8回戦~
○岩井 大(三迫)
判定2-0(76-76,78-75,78-74)
×斉藤 正樹(10COUNT)

 

 

岩井選手は、安定の判定勝ち!

 

~バンタム級~
○相川 学己(三迫)
5R 0分40秒 TKO
×藤岡 飛雄馬(宮田)

 

 

相川選手は、2度目のKO勝ち!

 

この日のセミファイナルで行われた、椎野選手と福本選手の引退式は、大好きな2人の名ボクサーのリングでの10カウントゴング、先輩から後輩へ受け継がれる三迫ジムの魂、とても素晴らしく思いました。

 

 

 

なお、昨日の、池袋で行われた、椎野選手の引退パーティー、参加したい気持ちは、山々ですが、忙しい日ですので、せめてもの感謝の気持ちを込めて、つかの間、店を抜けて、会場に、花束を、お届けしました。

 

 

 

ベルトを奪取した後に、店にも、見せにきてくれた、OPBF東洋太平洋バンタム級の椎野さんのベルトと再会、あの時の感動が、蘇りました。

 

椎野さんと小原さんが、三迫ジムに加わってくれて、射場トレーナー、升田トレーナーとの融合、そして、三迫貴志会長の舵取りによって、今のジムの躍進が、加速したと思っています。

思えば、岩佐選手とのタイトル戦での思わぬ負傷、あの瞬間の後から、トレーナーとして、再び、リングに戻って来てくれて、ジムの長年の夢の瞬間が、近い将来、約束されたと確信しました

後は、小原さんか、竹中チャンピオンか、吉野さんか、その壁を、1人が、乗り越えれば、続々と誕生する予感がしています!

 

椎野さん、トレーナーとして、リングに置いてきた夢、世界チャンピオンを、三迫ジムに、再び、ぜひ誕生させて下さい!

 

また、福本選手は、その優しい人柄は、歴代の三迫ジムのボクサーでも、頂点だと、僕は思います。

 

~椎野大輝~

茨城県稲敷市出身土浦日本大学高等学校でボクシングを始め、高校卒業後、東洋大学に進学し、関東大学ボクシングリーグで活躍。大学卒業後、三迫ジムに入門。

 

獲得タイトル

・WBCインターナショナルバンタム級王座

2011年10月29日、フィリピン・パラワン島のプエルト・プリンセサにて空位のWBCインターナショナルバンタム級王座をダド・カビントイ(フィリピン)と決定戦で争い11回TKO勝ちで王座を獲得した。4回終了後にはカビントイがポイントでリードしていたが、8回終了時には2人のジャッジが両者互角と採点。椎野は10回に連打でダウンを奪うと11回に2度のダウンを追加[。しかし、カビントイ寄りのレフェリーはダウンをとらなかったとも報告されている。それでも10回までの採点は95-94、96-95、96-93と3者ともに椎野を支持。カビントイは椎野のジャブを浴び続けて試合終盤に左目をひどく腫らしたが、椎野のほうも3回あたりに肋骨を負傷していた。レフェリーは30年あまりの間に178試合の世界戦を裁いてきたキャリアの中で5本の指に入るエキサイティングな試合だったと言い、この試合はWBCインターナショナルの年間最高試合候補となった。

 

・第43代OPBF東洋太平洋バンタム級王座

2013年6月10日、ロリー松下の王座返上に伴うOPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦でデニス・トゥビエロンと再戦する予定だったが、トゥビエロンが前日計量で600gの体重超過があり、計量失格となった為、トゥビエロンが勝てば王座は空位、椎野が勝てば新王者誕生という条件で試合が行われ、試合は椎野が2回29秒KO勝ちを収め王座を獲得した。 

 

戦績

アマチュアボクシング:40戦23勝(11KO・RSC)17敗

プロボクシング:13戦10勝(9KO)3敗

 

 

~福本 雄基~ 
千葉県八千代市出身。市立船橋体育科を卒業。バレー部に所属、春高バレー、インターハイなどに出場経験有り。2年時には強豪市船バレー部の主将に選ばれたスポーツマンだ。ボクシングは高校時代の友人に誘われたのをきっかけに初めた。
2006年3月にはプロデビュー。
持ち前の運動神経の良さ、フットワーク、ストイックで真面目な性格により、1年後の2007年にはデビューから5連勝をしB級へ昇格した。またその1年後の2008年にはA級へ昇格していた。
「チャンピオンベルトが欲しい」
それを目標にしている福本は成長が早かった。
2010年には初のタイトルマッチ。当時、福本雄基は日本スーパーフライ級6位。対戦相手は日本スーパーフライ級王者佐藤洋太(後のWBC世界スーパーフライ級王者)に挑戦し7RTKOで惜しくも敗北。
2011年三迫ジムに移籍。
2012年にはフィリピンにてSフライ級10回戦、WBC世界Sフライ級1位、強敵のシルベスター・ロペスとの熱戦。4RでレフェリーストップがかかりTKOでの敗北。アウェイの地だったはずだが、倒れても何度でも立ち上がる福本の姿に満員の会場からは福本へ向けての拍手が巻き起こった。
2013年には東洋太平洋OPBFフライ級2位のクリス・ポリーノ選手との前哨戦がおこなわれ
ポリーノが僅かに手数で上回り、福本は退ける事になった。この時期にランキングが何度も入れ変わり、一時は引退を考えた時期もあったそうだ。
そして2014年11月、後楽園ホールにて、8回戦の日本フライ級8位なかがまひょうぶとの対戦では、序盤から主導権を握り続け、負傷判定により福本の勝利。この試合により再び日本ランカー・東洋太平洋ランカーに返り咲いた。

勝利の時も、もっと強くなりたいと思い、敗北をしても諦めず、ひたむきにボクシングに向き合い続ける熱い男の福本雄基。
いつも福本のセコンドに立つのは、前述に述べたボクシングを一緒に初めた高校の友人。三迫ジムの加藤健太トレーナーだ。8年間ポジションは違えどボクシング界で頑張ってきた2人がリング上で笑顔でベルトを掲げてほしい!

プロ戦績
26戦17勝(5KO)9敗(5KO)
OPBFフライ級14位
日本フライ級11位

 

 

 何より、プロボクサー・椎野大輝選手、福本雄基選手に、心からの拍手をお送ります!

 

(一部、写真や文章を、いくつかのページお借りしたものがあること、最後に付け加えます。)