昨日の夜は、週末なだけに、たくさんのお客様が、引っ切り無しに、お越しになり、本当に有難く思いました。

 

今日も、忙しい1日になると思うので、店の営業に専念するため、早い時間でのブログ更新、映画のことを、お書きします。

 

2011年に、NASAにより現実的なSF映画1位に選ばれた、アンドリュー・ニコル監督の1997年のアメリカのSF映画であり、たくさんの方々の評価が高い、「ダカタ」を観ました。

 

 

遺伝子操作により、優れた知能と体力と外見を持った「適正者」が数多く存在する近未来を描いた作品。

 

宇宙飛行士を夢見る、イーサン・ホーク演じる青年ビンセントは、劣性の遺伝子のため希望の無い生活を送っていた。

 

そんなある日、ビンセントは闇業者の手配により、事故により身障者となった優秀な遺伝子をもつ、ジュード・ロウ演じる、元エリート、ジェロームに成りすます偽装の契約を結ぶ。

 

そうして、ジェロームの遺伝子を借りて、並々ならぬ努力を重ね、エリートとなったビンセントは、宇宙飛行施設「ガタカ」に潜り込む。

 

そんな中、彼の正体に疑いを持っていた上司の殺人事件が起こり、窮地に陥ることになる。

 

探査船の出発が延期も中止もされないところまできて、ビンセントは、作品の最後に、2人に助けられるのだけれど、現代も未来も、社会や生活環境がどんなに変わろうが、大事で変わらないものは、理不尽な立場を超えた、人の温かさなのだと思えるような、後から、そのことがじわじわと、心に届くような、味わい深い作品でした。