昨日のお昼、1年3ヵ月ぶりに、店を休んで、日本橋の三越劇場に芝居を観てきました。


http://ameblo.jp/tonkatumarutoshi/day-20121018.html


開演時間は、11時からなので、その前に、お知らせしていた、蝮さんの番組の生中継を聴くため、ラジオを持参、日本橋には、大きなビルが多く、最初、TBSラジオの音波に周波数が合わず、焦りました。


何度かチューニングして、ハッキリと聴けるようになり、三越前の大通りを歩いている時に、番組が始まりました。


以下、番組の日記より、簡単な放送内容を再現。


TBSラジオ「ミュージックプレゼント」 2014年1月23日(木) 赤井茶店


『 スタジオゲストは杉山邦博さん・・・
まむちゃん「この前、白鵬に『日本人!』って声がかかっていた」
杉山さん「よく『日本一!』って声がかかりますよ」
悠里サン「それが日本人と聞こえる」
マム「すっかり日本人の横綱ようだねぇ」
杉山さん「すばらしいです」と。

そんなマム「オレもお茶を飲んで元気になろう」と言うことで、石神井町で人気のお茶屋を訪問。
一歩入れば、皆さん大歓迎!に、毒舌マム「ナムアミダブツ」と言いたい放題。

毒舌マム「目茶のような顔」「便所のスリッパのように庶民的」な明るい親子・・・
マム「おいしいお茶の入れ方は?」
息子さん「おいしく入れてください」
マム「当たり前だろぉ。息子はバカだねぇ~」
ご主人「温度が大切でしょ」
マム「♪おちゃを~のむならぁ~とうきょうおんどぉ~」だって。まぁっ、いいか!?

(リクエスト曲.松任谷由実/春よ、来い.石川さゆり/津軽海峡冬景色)  』


いつもは冷静で的確な言動の若社長が、あがっていたからか、さすが蝮さん、そこを捕まえて、即興のお茶音頭を何度も熱唱、朝からとても笑えました。


蝮さんが、お店のお茶のことを、とても褒めてくれていたのは、僕もうれしく思いました。


夜は、午後5時から、営業しましたが、留守番電話に、「今、皆さん帰られた所と、お礼の挨拶」が、若社長からあり、無事に放送が終了して、本当に、何よりでした。


なお、三越劇場のお芝居は、初春新派公演の「明治一代女」。





明治20年に起こった実話を元に川口松太郎が書き、昭和10年11月、物語の舞台である浜町 明治座で初演された珠玉の名作。


初代水谷八重子の演技を「そのまま写し、八重子先生の形でさせていただきたい」と語る波乃久里子がお梅を演じ、お梅に嫉妬して意地を張り合う芸者、秀吉を「女の性(さが)と、悲劇の中の敵役の要素、短い時間にどれだけのものを見せられるか、年初めの冒険となる」と語る、2代目・水谷八重子が演じます。


お梅と将来を誓い合う恋仲の人気役者、沢村仙枝役を演じるのが市川春猿。今回は立役(男性役)で、しかも髷のない散切り物、いつもは、女形の春猿の、今回の役は、大きな挑戦でもありました。


そして、仙枝の襲名披露の金を工面したいお梅の心につけ込み、夫婦になる約束を取りつける巳之吉役を、佐藤B作。


作品のテーマは、すべてを投げ打って一途に愛し、それでも自分のものにならないから命を奪おうとする巳之吉の愛をはじめ、ここに描かれるそれぞれの純愛は、作品の大きな特徴であり、現代にも通じる者だと思います。


終演後、水谷八重子・波乃久里子・市川春猿・佐藤B作が、一言ずつ挨拶。


最後は、新派の発展、来場者のご健勝や多幸を願い、一本締め。


芝居の中では、着物の鮮やかな色彩があふれ、新年らしく、華やいだ気持ちになりました。