飯田橋へ用事がある度、気になっていたお店。
「キッチン アオキ」

ドアを開けると、白いシェフの帽子をかぶる白髪まじりの男性が出迎えてくれました。

入るのに躊躇したのは、誰もお客様が夕方18時ごろいなかったからです。その上、「エアコンが故障中でドア付近のお客様へご迷惑をおかけます」という張り紙が。

初めコロッケにしようとしたら、シェフのおじ様が「今なら、イカフライだね~」とおすすめされたからハンバーグとイカフライを頼みました。

私のオーダーがテーブルに来た頃、黒いトレンチを着た60代くらいの男性が店内に入ってきました。

この熟年男性より、少し前にシェフのお弟子さんなのか、お腹がちょっとぽこっとした調理師の男性が、店内にいらして食材の準備を開始しました。

不思議な光景を見たんです。
トレンチを着たまま熟年男性は注文をすると、脚を開いたり閉じたり、ストレッチするように両手を上げて、伸びをしているんです。
そして最後に「ふぅ~」と息を吐いて、一番テレビに近いテーブルの椅子に座りました。

食事前の儀式ですかね⁉️ふふふ。



他のお客様には、「ご飯大盛りにしますか?」と聞かれていたのに、私には聞いてくれなくて、ほんの少し、がっかりです。



ハンバーグはふわっとした食感でした。その下には柔らかなスパゲティーが敷いてありました。ハンバーグにかけてある、デミグラスソースが美味しくて、キャベツにからめて食べています。

それから定番であるマカロニマヨネーズ和えや千切りキャベツ、イカフライも美味しかったです。

私が食べ終わりそうな頃には、5人男性客が増えており、賑やかな雰囲気になっていました。



山小屋のランプっぽさがいい味を出しています。


愛嬌がある表情です↑↑

このイラストが描かれた看板が目印です。
飯田橋駅のA4出口、東西線/JR総武線の改札から近いです。