11月のある日。

Wellington Street と Bonham Strandが交差する辺りで、

撮影をしていました。何の撮影かは分からなかったです。

 

香港中で見かける

謎のビラ。↑↑

右上に見えるTennis LessonとMandarin(普通語)レッスンのビラ。

 

香港のあちこちに貼ってあります。

ネットの時代、このような張り紙を見て、

電話してくれる人は

どれくらいいるのか知りたいなと、

どうでも良いことに思いを馳せています。

 

 

上の画像の壁に見える

チェックシャツを着ている人は人形です。

 

Food industry pays no attention to health.

Health industry pays no attention to food.

と壁に書かれています。

皮肉でしょうか?

 

この赤い壁はSUPAFOODというお店の壁なのです。

入り口があり(画像からは見えないが)

トッピングを選べるサラダを販売しています。

 

この店舗が入る前は

私たちが時々行っていた

Yonge Piggiesというホットドッグ&ブリトー屋さんでした。

(ハムやベーコン、ソーセージなど

加工食品を避けているから

外食でホットドックを食べることはたまにあります)

 

Yonge Piggiesが高い!と酷評されていたお蔭で、

いつも空いており、

急いでいる時に利用していました。

 

私からしてみたら、このYonge Piggiesの後に

入ってきたSUPAFOODのメニューは

自宅でも食べられるサラダメニューだから

利用する気持ちにはあまりならない。

ブロッコリーやかぼちゃ、ビーツ、キャベツ、

ナス・・うちの冷蔵庫に入っています。

 

しっかりと野菜は洗っているのかな?

どこから野菜は仕入れているのかなと

少し不安にもなります。

 

日本や香港で購入して、

レタスにびっしりついていた毛虫の卵たち、

カリフラワーで踊る小さなニョロニョロさん。

ブロッコリーの隙間に潜む毛虫や

小さな蝿さんの死骸など・・

 

それらを見て以来、蒸したり、

茹でる前から、念入りに流水で洗います。

 

農薬使っていても、虫がいるってどうなのでしょう?

 

だから無農薬のレタスには

びっしり卵が並んでいたのかしら?

 

そんなわけで「オーガニック」や

「無農薬」なら、余計に下準備は欠かせないですよね?

 

毎日食事を作る場合、

特に仕事の後は、調理するのも疲れるから、

微量の農薬なら使っていいよ・・と思います。

 

私は小さい虫軍団がゴキブリ1匹よりも、

苦手だなと思いました。

 

ゴキブリなら一気に殺せるけど(残酷でごめんね)

小さい小さい虫たちは

なかなか一気に殺せない・・・

 

食事に、虫が入っていて怒鳴るお客様に、

私は聞きたいのです。

(私もお店側に虫の件は、

こっそり言うときありますが周りに分かるように、

怒鳴るつもりはないです)

 

恐らく、気づかないうちに

あなたは生きている間、

沢山の小さい虫を

食べているのですと・・。

貴方はご自宅で食事を作っているとき、

調理前に、野菜をしっかり調べていますか?

 

いえ、別に蝿やゴキブリが入っている

シチュー、もつ煮込みやおでんは、

衛生上大丈夫だと

言っているわけではないのです。

 

(チェーン展開の居酒屋でバイトをしていた

男友達の証言や夫がバイトしていたコンビニのおでんの

話など・・・煮込み系は要注意らしいが火を通してあるから

平気なのかもしれない。私も外食でおでんや

カレーを食べるから・・・とほほ)

 

自分で買った野菜を見ると

毎日どきどき。スリルがあります。笑

 

外食で生の野菜はあまり欲しくなくなり、

サラダとスープのチョイスがあるなら

スープを選びます。

香港や中国みたいに蒸しや茹でた野菜が

昔から主流だったのは、正解です。

火を通せば、虫も死んでいるから大丈夫!

 

まあ、死なない程度なんでしょうか。

小さな虫なら口に入っても・・

もう、どうでもよくなってくる。

 

 

規則正しい生活を心がける。

ジムに行って、栄養を考えた食事で

野菜と魚中心の生活。

ヨガや瞑想などをして、

時々鍼灸をしてもらう・・と

アメリカのドラマや小説に登場しそうな

スタイルもよく、

若々しい先輩が数年前、癌になりました。

 

手術は成功したものの、

彼女は、

丁寧に暮らしを送ってきたのに、

なぜ癌になったのかと・・長い間、落ち込んでいます。

 

 

夫の同僚の奥様で、食生活は非常に、

「健康」的な生活を送っていました。

長年のベジタリアン生活、珈琲は飲まない。

紅茶、中国茶、日本茶、赤ワインは

好きだったようです。

癌になり、術後の経過をみてもらっている状況です。

現在、良い方向へ向かいそうなのでホッとしています。

 

健康的な生活とは・・何なのでしょうか?

幸せと同じくらい、正体が分からない。

 

 

 

虫の恐怖から離れて、別の話に変わります。

 

毎日通過して目につくのが、

上のアパートの色合いです。

なぜ檸檬色と赤(若干ピンクに近い)を使うのかな。

ビルのオーナーの好み?

風水師からのアドバイスか?

 

このビルは以前、ペンキが剥げ落ちて灰色っぽかったと思います。

塗りなおしたのはいいのだけど、すごく目立つ。

目印には、なります!

 

変わった色合いで思い出した。

清里駅付近には、私の苦手な雰囲気満載の

建物が沢山建っている。

小さいころ、初めて清里駅に降りた時は

趣味が悪い場所という印象でした。

 

趣味が悪いのも、想像絶するような悪趣味

であれば大笑いできるのに、

清里にあるのは微妙な洋風もどきの建物ばかり。

好みはそれぞれだから、そんな建物の前で記念写真を

撮る人々を、気恥ずかしく想っている自分のほうが変なのでしょう。

 

清里も奥のほうへ行けば、建物の色合いも落ち着いていきますが・・。

 

香港島は狭いから、映画やドラマの撮影をしている団体を

見かけることが多々あります。

 

特に私が住む場所はちょうど中環と上環の狭間。直ぐ

隣町も古き良き街並が残る西環。

この三つの地域は

Urban Renewal Authority(URA)

手がける区画がいくつかあり、工事が進められています。

つい2週間前、そこで勤務する女性と会う機会がありました。

(怪我している人や高齢者には、不自由で物足りない部分が

多いのが香港。改善して欲しい点を述べてきました。)

 

建築家やデザイナーの

観点から見ても面白いケースらしく、

海外からも見学にくるそうです。

 

建築途中の高層ビルもあれば、

古くて壊れそうな建物、壁のペンキがはげかかったり

看板の文字が年月を経て読めないような店舗も

残されていて、面白いです。

 

香港島全体が新旧が混在しています。

 

上環、西環付近は再開発地域で

古い家屋を倒して新たに建造物を造りあげている途中でもあり、

広東人や中国大陸の人には欠かせない

干物や乾物の問屋街、老舗のお茶問屋などをあちこちみます。

(不思議なのは、中国やタイ産に混じり、

北海道や東北などから輸入される干物。

日本の緑茶、ほうじ茶も香港で販売されています)

 

香港の郊外に住む人は、

そんな懐かしい古い町並みと高層ビルに入っている

ハイブランドのショップを見物しに、

週末になるとこの辺りを訪れるようです。